山の湯の被災

3月11日の東日本大震災は文京区・台東区で震度5弱を記録し、いまは暗渠となる旧藍染川沿いの根津・谷中・池之端・千駄木(目視で影響のあった場所を多い順に並べる)の町も被災した。なかでも根津では、内壁・屋根の崩落、建物の傾き、屋根瓦の落下、ブロック塀の倒壊など、谷根千地域の中では最多の被害があった。

根津神社表参道に続く道沿いの銭湯「山の湯」(文京区根津1−22−17)は、煙突の途中に穴があき、傾いてしまった。煙突のまわりは鉄骨で補強されており、すぐさま倒壊の危険はないものの、コンクリートの欠片の落下、罐(カマ)の損傷が心配された。

店頭には「浴場建物の一部及び営業設備の破損により当分の間、休業します」という張り紙が掲示されたが、山の湯からは「このままでは存続は困難」と伝えられている。(谷根千号外その1より)

続きは、谷根千号外その1(PDFファイル) をどうぞご覧ください。

また、山の湯あるいは根津に銭湯の存続を求める要望書への署名にご協力いただけるかたは、 山の湯署名 (Wordファイル)を印刷してご利用下さい。

5月4日のイベントの様子は、休業中の根津・山の湯に入ろう! – 谷根千ウロウロでどうぞ。

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