4月26日 おそれて、こわがらず / 権上かおる

1)新潟大学土壌学のHP
1960年代に行われた「放射性降下物の土壌ー植物系における汚染とその除染に関する研究」について、当時研究された先生(83歳・存命のただお一人の方)の許可を得て、野中研究室のブログで随時公開されています。野中先生のコメントもていねいに説明いただいています。 http://blog.goo.ne.jp/soil_niigata

2)校庭などの活動時間の指針を文科省が発表しましたが、放射線管理区域よりも高い濃度を許容するものと各方面から非難の声が上がっています。以下、(電子)署名活動も瞬く間に3万筆以上が集まっているそうです。

【署名】子どもに「年20ミリシーベルト」を強要する日本政府の非人道的な決定に抗議し、撤回を要求する
http://blog.canpan.info/foejapan/daily/201104/23

3)いただいたメールです
東京の降下物中の放射性物質、過去50年とこの1カ月がほぼ等しいという結果です。
  ・・・
表から集計したところ、1957年から2010年までの核実験由来のセシウム137の東京都における降下物量の合計は、7,043Bq/m2でした。

以下のサイトから、上記の集計で使用した表を入手しました。
http://search.kankyo-hoshano.go.jp/top.jsp

また、上記の原典からデータを取り出して集計していると思われる記事は以下にもありました。以下の記事では、1957~2009の東京の合計で7,095Bq/m2と集計しています。
http://smc-japan.sakura.ne.jp/?p=1428

2011年3月20日から4月23日までの35日間でみると、東京都新宿区においるセシウム137の降下物量の合計量は6,901Bq/m2です。

したがって、東京においては、過去50年間に降下したセシウム137の量と、福島原発事故以後から現在までの35日間で降下したセシウム137の量がほぼ同じということになると考えられます。
 ・・・

4)増田善信さんの講演が29日13時30分よりあります。

町田革新懇・憲法講座あらためて問われる福島原発事故と安全性

元気象研究所研究室長 理学博士 増田 善信
於;町田市文学館ことばらんど

以上

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