12月2日 おそれて、こわがらず / 権上かおる

みなさま
権上です

●続・スギ花粉問題
増田善信さん(気象学者)からコメントがありました。「チェルノブイリでは、高濃度地域の建屋や立木は、すべて倒したり切ったりしています。これは山火事を恐れての対応なのです。その意味でも福島も高濃度域の伐採の必要があるのではないでしょうか」
以下は地元紙です。
スギ花粉のセシウム濃度 福島・飯舘村で調査開始2011.12.02河北新報
http://www.kahoku.co.jp/news/2011/12/20111202t61027.htm

●発電用原子炉施設の安全性に関する総合的評価に係る意見聴取会
いわゆる原発のストレステストに対する意見を述べるもの。後藤政志さんも大奮闘されています

No. 11-138 イブニングセミナー(第145回)
「原発事故が避けられない理由」(技術と社会部門 企画)
講師:後藤政志(元格納容器設計者)
開催日 2011年12月21日(水)18.00~20.00
会 場 明治大学理工学部(駿河台キャンパス)リバティータワー12階 1123室
東京都千代田区神田駿河台1-1/電話(03)3296-4545
JR中央線・総武線、東京メトロ丸ノ内線/御茶ノ水駅 下車徒歩3分
明治大学キャンパス案内図
テーマ

いま原発の稼働率は20%。再稼働への動きもあるが、「十分注意して、安全に運転する」ことが本当にできるのだろうか。これに対する回答は「どんなに注意しても、原発事故は避けられない」である。
技術はトライアル・アンド・エラーでしか進歩しない。エラーのない機械はない、これが一般的原則である。
それでは、原発にはどのようなエラーが想定されるのか、しなければならないのか。
元原子力プラント設計技術者が渾身の解説をする。

参加費 会員 1000円(学生員 無料),会員外 1500円(一般学生 500円)
当日会場にて受け付けます.
申込方法 :「No. 11-138イブニングセミナー(第145回)申し込み」と題記し,
(1)会員資格(会員番号),(2)氏名,(3)勤務先・所属,
(4)連絡先(郵便番号・住所・電話番号・E-mailアドレス)を明記の上,E-mailまたはFAXにて下記までお申し込みください。
申込先 日本機械学会(担当職員 曽根原雅代)E-mail: sonehara@jsme.or.jp, FAX.03-5360-3508
日機装 技術研究所 小西義昭/電話(042)392-3087 E-mail:y.konishi@nikkiso.co.jp/
明治大学 村田良美/電話(044)934-7350 E-mail:murata@isc.meiji.ac.jp

*後藤・クレヨンハウスブックレット「原発をつくったからいえること」も発行されました。非常に内容の深いブックレットです。ぜひ、皆さまの地域などの原発の学習に活用していただきたいです。
以上

12月2日 おそれて、こわがらず / 権上かおる」への2件のフィードバック

  1. 菊池様
    明大へ参加ありがとうございました。学会としては極めて異例といえる部門のセミナーです。
    たとえば医学関係であのようなセミナーがあれば、ご存知の方はおられたかもしれません。分野が違うので、あの場で福島調査の内容がわかる人はいなかったとお考えください。機械学会としては、12月21日後藤講演が非常によく合致しています。事前の反響も大きく、重要なセミナーと位置づけています。
    すべての原発の技術を見渡せる立場の人はいないと、後藤さんが以前おっしゃってましたが、影響についてもあまりにも広く、深く、長いものです。全体について把握できる人もいないと言えるのではないでしょうか。

  2. 権上様

    コメントありがとうございました。
    一度お目にかかってお話ししたいと、
    とても思っています。
    お忙しいとおもいますが、いつか実現すればうれしく思います。

    キクチキョウコ

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