知って欲しいこと – 福島県県民健康管理調査の甲状腺検査から2年半 これまで、そして今、こんなことが起こっています

ここでは本レポートの前段のみ掲載しています。図も含む長文なので全文はPDFファイルでご覧ください。 PDFファイル 知ってほしいこと

レポート:菊池京子

2011年3月から今日まで続いてきた「谷根千・駒込・光源寺隊」のさまざまな活動の中に、2011年8月から始まった県民健康管理調査を元にした「記録支援」があります。

「記録支援」を言い出して先頭に立ってしてきた者の責任として、この2年半、県民健康管理調査とその詳細調査としての甲状腺検査の動きを追いかけて来ました。

しかし、県や県立医大や国などに多少の動きがあっても、私自身が納得できないこと、咀嚼しきれないこと、また事実が出てこないことなどが常にあったため、その都度逐一ご報告するには至りませんでした。力不足をお詫び申します。

ところが、昨年報道され大きな問題となった県民健康管理調査検討委員会の秘密会の存在をはじめ、この夏から秋にかけては、小児甲状腺がんが59人に達したり、公表される数字や性別の集計の誤りが分かったりしました。

市民のさまざまな活動が首都圏では活発で、それが、インターネットを駆使した自由系の報道機関や取材者によって、大手の新聞やテレビでは伝わりにくい福島現地での現状を伝えています。

たくさんの方々のご努力によって、「甲状腺検査」に関する経緯と現状を皆様にご報告できるような情報が集まったと判断しましたので、まとめを作ることにしました。

同時にこの情報が、多くの方に時を急いで届くようにと、願って止みません。

この原稿の元は、12月14日に開催された「放射能被ばくを学習する会」で発表するためにまとめたものですが、要所、要所加筆しました。中でも、11月27日に初会合が開かれた新設の甲状腺検査評価部会の模様は重要と考え、東京新聞の記事を要約して添えました。

長文ではありますが、多くの方に分かりやすいように簡易な表現を心がけました。

お一人でも多くの方に読んでいただき、さらに口コミでも手渡しでもメールでも、広く皆様に読んでいただければ幸いです。これは福島だけの問題ではなく、東日本の子ども全体、ひいては日本の子どもたち全部の健康に関わることです。どうかご理解とご協力をお願いします。

〔2013年12月19日菊池京子〕

続きは、図も含む長文なので全文はPDFファイルでご覧ください。 PDFファイル 知ってほしいこと

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