谷中で戦争を語りつぐ会 ~1945年3月4日を忘れない

今年も3月4日に「谷中で戦争を語りつぐ会」を谷中の家で開催いたします。

1945年3月4日午前8時30分、谷中地域に空襲がありました。死者80人以上、重軽傷者155人を超え、家屋の被災も全壊・半壊195戸に及んだと記録されています。

戦禍で犠牲になった方たちの供養に「三四真地蔵」「十四地蔵」「平和地蔵」が町内で建立され、69年を経た今日でも献花が絶えません。

当時被災された町内の方々もご高齢となり、お話をじかにうかがうことがだんだん難しくなりつつあります。

地域を問わず、ご自身の体験、ご家族からきいた話など、語ってくださる方、聴きたい方、この機会にぜひお集まりください。

日時:3月4日(火)
17:00~18:00(随時)三四真地蔵(谷中3-6-5)におまいり
17:00~18:30 写真パネル・資料の展示
18:30~20:30 戦争を語りつぐ茶話会
 ゲスト:片山服恵さん(谷中在住、当時小学6年生)
     和田肇さん(当時中学生で満州から引き揚げ)
 特別上映:故和田章子さんによる小学校での白熱授業※
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2013年4月13日(土)・14日(日) 北・台東・文京3区合同で「都政わいわい勉強会」を開催します

Adobe Photoshop PDF6月23日の東京都議会議員選挙を前に、都議選立候補予定の方々をお招きして都政について語り合う勉強会をします。3.11以後、本来なら生活に密着しているはずの政治について、「もっと知りたい」「このままでいいの」と感じている人が少なくないはず。都政のことは一般ニュースでも取り上げられることが少なく、なかなか情報が入りにくい状況です。エネルギー政策や、防災のこと、住民投票の可能性など、もっと知りたいですよね。都議会立候補予定者の生の声をきき、東京を生活や仕事の場とする地域住民の声を直接届けることができる貴重な機会です。ぜひご参加ください。

【開催概要・出席者(立候補予定者)】

●4月13日(土)10~18時/会場:岸町ふれあい館(東京都北区岸町1-6-17)

  • 10時-12時 共産党:そねはじめさん(北区)、小竹ひろ子さん(文京区)
  • 13時-15時 民主党:原田大さん(北区)、和田宗春さん(北区)、中山ひろゆきさん(台東)、増子博樹さん(文京区)
  • 16時-18時 維新の会:くりした善行さん(北区)、みんなの党:音喜多駿さん(北区)

※そのほかの立候補予定の方々には3/23現在出席を依頼中です。あらたに出席のお返事のあった方は随時ホームページにアップします。

●4月14日(日)15-17時/会場:光源寺(東京都文京区向丘2-38-22)
自民党、公明党の立候補予定の方々全員に出席を依頼しています。3/23現在、欠席のお返事をいただいた方以外、ご連絡待ちです。出席のお返事のあった方は随時ホームページにアップします。

★当日、立候補予定者の出席がない場合は、かわりのプログラムとして前日の勉強会のご報告と、会場参加者の皆さんで都政を話題にディスカッションを予定しています。ご了承ください。

【勉強会プログラム】

  • 立候補予定者の皆さんの10分スピーチ(了解が得られれば、後日Youtubeにアップ予定)
  • 都政について会場参加者とのディスカッション   ※都合により前後する場合があります

参加費:500円(飲み物・お菓子付き・両日出入り自由)
主催:地域から未来をつくる・ひがし広場/都政わいわい勉強会プロジェクト

問い合わせ先:

  • HP「都政わいわい勉強会」( http://higashihiroba.jimdo.com/ )のお問い合わせフォーム
  •  

  • twitter @toseiwaiwai
  • FB 都政わいわい勉強会
  • 090-9828-3455(都政わいわい勉強会プロジェクト)

*ひがし広場のホームページ http://jtgt.info/
*都政わいわい勉強会のホームページ http://higashihiroba.jimdo.com/

都政わいわい勉強会チラシ裏面

「フタバから遠く離れて」1日リレー上映会 〜あなたのとなりのフタバ〜

「フタバから遠く離れて」チラシ11月の月1原発映画祭(第7回)は、11月24日(土)に根津在住の舩橋淳監督をお招きして、新作「フタバから遠く離れて」を上映します。現在渋谷オーディトリウムで公開中(11/9まで)の話題作です。1日に3回、谷中(台東区)、千駄木、白山(文京区)と会場を替えてリレー上映しますので、ご都合に合わせてぜひご参加ください。

「フタバから遠く離れて」リレー上映チラシ(PDF)

故郷を遠く離れた土地で今も避難生活を送る、福島県双葉町民の日常に寄り添って撮影されたドキュメンタリー映画です。

東京電力福島第1原発事故後、双葉町は町全体が警戒区域となり、1423人が約250km離れた埼玉県加須市の旧騎西高校へ避難、地域社会丸ごとの移転という前代未聞の事態となりました。激変した環境のもと、双葉町の方々はどう感じ、どんなふうに過ごしてこられたのでしょうか?原発事故から1年半が過ぎて今なお100人以上が暮らす避難所、いつ帰れるとも知れない故郷…。これは、原発52基を抱える日本列島のどこでも起こりうる現実です。

*「フタバから遠く離れて」公式HP http://nuclearnation.jp/

今回リレー上映する3つの会場は、それぞれ地域で人と人のつながりがつくってきた場です。3会場とも舩橋監督のトークを予定しています。映画とお話をとおして、原発震災と隣り合わせで進行している今をみつめなおしてみませんか? 続きを読む

第6回 谷中防災コミュニティを考える集い – 教えて!東京「激震」のホント

予測されている首都直下地震を正しく理解し、災害医療の最前線から発災時の心構えを学ぶ。

<特別企画> 知って、備えて。最前線のプロフェッショナルから聞く、地震と地震災害。

第一部 東大地震研究所の先生、教えてください!
  田中 愛幸
  測地学者(地殻変動専門家) 東京大学地震研究所 助教

第二部 災害医療の最前線から、聞かせてください!
  冨岡 譲二
  社会医療法人財団池友会 福岡和白病院 副院長 池友会救急搬送システム部長

2012年 4月21日(土) 13:30~17:00
谷中コミュニティーセンター 1階/大広間
住所:台東区谷中5-6-5(初音の森 となり) お問い合わせ:090-9492-0075(西川)

詳細はこちらのチラシ(PDF)をご覧下さい。第6回 谷中防災コミュニティを考える集い(PDF)

主催:谷中防災コミュニティを考える有志の会
谷中コミュニティーセンターが、防災施設機能も備える谷中防災コミュニティーセンターに生まれ変わろうとしています。震災後の防災意識が高まる今、当会は、地域施設 兼 防災施設になる新センターがより良いものになるように、地元町会や各種地域運営組織のご理解をいただきながら、住民の皆さんの声を集めて設計側へ伝える活動をしています。それと同時に、この活動の中で地域・防災をキーワードに集まった住民同士の輪を大きく広げ、万一の災害をも乗り切れる強いコミュニティ(つながり)をつくりたいと願い活動しています。

2012年3月4日(日) みんなで考える「谷中防災コミュニティ」 -地震発生!「その時」あなたはどうしますか?

2012年3月4日チラシこれまで地域の防災に関わってきた方も、地域の防災を考えるは初めてという方も、みんなで集まって「その時」を考えましょう。

<第一部> 3・11後の地域の防災を考える
13:30~15:30 谷中コミュニティセンター大広間
        電話:03-3824-4041 台東区谷中5丁目6番5号

【谷中の防災対策の現状】
 篠田 忠氏(谷中地区まちづくり協議会防災対策部会会長) 
 松田橿雄氏(   〃        環境部会会長)

【3・11後の防災建築とコミュニティ】
 薩田英男氏(建築家)
 森まゆみ氏(作家・谷根千工房)
 ほか

【ディスカッション・グループ討議】 
 不安なこと、分からないことを共有し、今後の防災対策に生かしましょう。

<第二部> 防災広場を知ろう!
15:30~17:00 谷中コミュニティセンター前 初音の森防災広場

【防災広場設備見学】
 深井戸、災害トイレ用マンホール、地下防災水槽などの施設見学
 *台東区の危機災害対策課の方が説明下さいます。

【かまどベンチで炊き出し体験】
 *かまどベンチを実際に使って火を熾します。炭、練炭など備蓄燃料による火の熾し方もレクチャー。
 *区の災害用給食の試食。湯を入れて作る炊き込みご飯。

注意:お子さんは保護者の方がご同行ください。

谷中防災コミュニティを考える有志の会の経緯については谷根千震災字報にも掲載しています。

谷中防災コミュニティを考える有志の会
TEL 090-9492―0075(西川)
WEB http://yanakabousai.jimdo.com/

1945年3月4日を忘れない ー 谷中は戦場になった ー

昭和20年3⽉4⽇午前8時30分、⾕中地域に空襲がありました。死者80⼈以上、重軽傷者155⼈を超え、家屋の被災も全壊・半壊195⼾に及んだと記録されています。

戦禍で犠牲になった⼈達の供養に三四真地蔵⼗四地蔵平和地蔵「三四真地蔵」「十四地蔵」「平和地蔵」が町内で建⽴され、67年を経た今⽇でも献花が絶えません。
この「戦争の記憶を今に伝えていく」つどいも13回を数えています。当時被災されたご町内の⽅々も⾼齢となり、お話をされるのも困難な状況になってきています。みなさまのご参加を⼼からお待ちしております。

日時: 3月4日(日)午前9時から12時
   9:00〜 映画上映など
  10:00〜 お話「いのちが護れる防災」森まゆみさん(谷根千、作家)
  11:00〜 空襲、専科の語り部から(その日私は・・・)

地域雑誌谷根千では創刊20年目にはじめて空襲の特集ができました。
谷根千は空襲に焼けなかった町というのはうそでした。
3月4日の空襲の実態を、そのときの町の方たちの動きをお話しします。
千駄木3丁目の23人の犠牲者をだしたあとには平和地蔵が、谷中の三崎、初音4丁目、真島町の犠牲者のためには三四真地蔵が建てられました。いまも町のみなさんがお守りしていますが、これからのこともかんがえなくてはなりません。
これから3年以内に東京に直下型地震が来る確率は70%と東京大学地震研究所は発表しました。おりしも谷中コミュニティセンタの防災建て替えも始まります。本当にいのちの助かる町、コミュニティとはなんなのか、東北を歩いた目でお話ししたいと思います。
(森まゆみ)

参加費:資料代として200円
会場:谷中コミュニティセンター第1・2・3会議室
   台東区谷中5ー6ー5 電話(3824)4041
*「聞こえ」の悪い方へ:磁気ループを区が無料セット!要申込み(3824-2611 台東教科書ネット・和田)

主催:谷中千駄木歴史の会・谷中九条の会 / 和田、須賀、橋詰、田辺、木下、本間

1945年3月4日を忘れないチラシPDF

谷根千地域の放射線値について / 森まゆみ

10月末に谷根千周辺の放射線値を計ってみました。映像ドキュメントの荒川俊児さんがよくまとめてくださいました。

10月30日(日)は、午前9時に白山上で集合、千駄木方面へ。白山上交差点・向丘2丁目交差点にはじまり、光源寺、谷根千記憶の蔵、旧安田邸、須藤公園、団子坂下交差点、宋林寺裏手路地公園、岡倉天心公園、初音の森。乱歩で食事のあと、汐見小学校、千駄木ふれあいの杜。終了は3時ごろ(?)か。ほぼ晴れ、終わりごろぽつぽつと雨。

10月31日(月)は、午前9時に東大農学部前に集合。東大農学部から、東大原子炉研究センター、東大医学部、根津小学校、再び東大農学部裏手。農学部で食事してから根津神社。終了が3時ごろ(?)だったか。晴れ。

測定器は、森、杉田、喜多野持参の3台(うち1台は途中から不調)。地面から1メートルと地表面5センチで、1分間保持で放射線量(ガンマ線)を測定。測定単位は、毎時マイクロシーベルト(μSv/h)。

素人の測定でもあるし、測定器によるバラツキもあるので、ざっくりと測定結果と気づいたことを報告すると── 続きを読む

いわきの同級生 / にしわき ひさえ

中秋の名月です。
澄み渡った秋の夜空に ただただお月さまが美しいです。
3,11から半年が過ぎました。

昨夜いわきの同級生が震災後初めて上京して、一緒に飲み語りました。

かれはいつも、ホリバのカウンター持ち歩いています。
この半年はメールのやり取りでしたが、新聞と違っていわきの現状をリアルにうけとめることができました。
半年して、一区切りですが子供たちを思うと不安はぬぐえません。

広島のときは情報はいまのように公表できずに、闇に葬られたとおもいます。
過剰に不安がっているわけではありませんが、、、

先日のフラガールズ甲子園での高校生の涙は、深いものを感じました。
同級生が引っ越ししたり、、、バイトせざるおえなくなり退部したり、、、
そんななか、、練習も十分にできなかったはずなのに、、

ものすごい、がんぱっていました。若者がいわきにとどまり仕事があって
家庭がもてるように、、、、希望をもっていけるように、、、

思わない日がありません。
                       にしわき ひさえ