2019-06-09(日)第67回 月1原発映画祭「学校現場の放射線教育」文科省教材ビデオ上映+根岸富男さんトーク

次回の月1原発映画祭では、「原子力教育を考える会」の根岸富男さんに、学校現場で原子力や原発、放射線のことが、今どのように教えられているか、お話をお願いしています。文科省は昨年10月に「放射線副読本」改訂版を1450万部発行し、全国の小中学校・高校に配布しました。(予算は1億8千万円!)

放射線副読本(平成30年10月改訂)(PDF版)
http://www.mext.go.jp/b_menu/shuppan/sonota/attach/1409776.htm

しかし、その安全性ばかりを強調した内容が問題になり、回収した自治体もあります。
(→ https://www.kyoto-np.co.jp/shiga/article/20190425000018  )

なぜ、今この時期に全国の小中高生たちに向けてこうした「放射線副読本」が配られているのでしょうか??内容を検証することによって、この教材の意図がより明らかになりそうです。当日はまず文科省による中学生向けモデル授業のビデオや、福島県が作成した教材ビデオを実際に見てから、根岸さんに副読本の問題点を中心にお話をうかがい、併せて、今子どもたちに本当に必要な原子力教育を考えます。ご参加お待ちしています!

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第67回月1原発映画祭 「学校現場の放射線教育」
文科省教材ビデオ上映+根岸富男さんのお話
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■日時:2019年6月9日(日) 13:30開場
14:00~14:25 放射線教育モデル授業・教材ビデオ上映
14:30~15:45 根岸富男さんのお話「学校現場の放射線教育」
16:05~17:00 交流カフェ(根岸さんを囲んで)

■参加費/定員
・上映+トーク 1000円(放射線副読本付)/定員30名
・交流カフェ 500円(1ドリンク+軽食付)/定員20名

【根岸富男さんのプロフィール】
東京生まれ。東京学芸大学大学院卒。1983年に神奈川県高校教員となって、神奈川県高等学校教職員組合(神高教)の教育研修活動:原子力読本編集委員会に参加。以来、原子力・環境問題に関わる。2003 年、崎山比早子氏らと「原子力教育を考える会(http://www.nuketext.org/ )」を結成。崎山氏が国会事故調査委員となった際には、国会事故調の調査員として活動。共著に『原子力読本Ⅱ』1998、『環境教育はじめの一歩』2002、『放射線の大研究』『原子力がわかる事典』2012(PHP 研究所)。「原子力教育を考える会」では、中高生向けに学習用DVD『放射線のホント
のこと』上下巻(崎山比早子監修)を制作している。
http://www.nuketext.org/real/real2.pdf )。

●会場:谷中の家(東京都台東区谷中3-17-11)
メトロ千代田線千駄木・JR日暮里・JR西日暮里下車徒歩7分。
よみせ通り、延命地蔵の向かいの路地を入る、2筋目を右折。
角から二軒目。目印は格子戸。
http://www.jtgt.info/sites/default/files/2013-05-14.jpg

●予約方法:以下いずれかの方法で必ず予約してください。
1.申込みフォーム(各プログラム別々にお申込みが必要です)
・上映+トーク https://kokucheese.com/event/index/567221/
・交流カフェ https://kokucheese.com/event/index/567223/

2.メール  eigasai67jtgt.info   ★→ @ に替えてください
*件名を「月1原発映画祭申込み」として、
・参加内容(上映+トーク、交流カフェ)、参加人数と氏名を明記してください。

3.電話 090-1265-0097(植松)、または090-9492-0075(西川)

*交流カフェは上映+トークに参加される方が優先となります。
*キャンセルされる場合は必ず事前にご連絡ください。

☆今後の予定☆
7月14日(日)第68回月1原発映画祭
『恐怖のカウントダウン~東海第二原発を止めたい』上映 +遠藤大輔監督トーク

首都圏からもっとも近い東海第二原発の問題点と現状を描き出したドキュメンタリーです。

*8月はお休みです。

■主催:月1原発映画の会

問い合わせ先 eigasai2012★jtgt.info   ★→ @ に替えてください
http://www.jtgt.info/ (地域から未来をつくる・ひがし広場内)

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