1945年3月4日を忘れない ー 谷中は戦場になった ー

昭和20年3⽉4⽇午前8時30分、⾕中地域に空襲がありました。死者80⼈以上、重軽傷者155⼈を超え、家屋の被災も全壊・半壊195⼾に及んだと記録されています。

戦禍で犠牲になった⼈達の供養に三四真地蔵⼗四地蔵平和地蔵「三四真地蔵」「十四地蔵」「平和地蔵」が町内で建⽴され、67年を経た今⽇でも献花が絶えません。
この「戦争の記憶を今に伝えていく」つどいも13回を数えています。当時被災されたご町内の⽅々も⾼齢となり、お話をされるのも困難な状況になってきています。みなさまのご参加を⼼からお待ちしております。

日時: 3月4日(日)午前9時から12時
   9:00〜 映画上映など
  10:00〜 お話「いのちが護れる防災」森まゆみさん(谷根千、作家)
  11:00〜 空襲、専科の語り部から(その日私は・・・)

地域雑誌谷根千では創刊20年目にはじめて空襲の特集ができました。
谷根千は空襲に焼けなかった町というのはうそでした。
3月4日の空襲の実態を、そのときの町の方たちの動きをお話しします。
千駄木3丁目の23人の犠牲者をだしたあとには平和地蔵が、谷中の三崎、初音4丁目、真島町の犠牲者のためには三四真地蔵が建てられました。いまも町のみなさんがお守りしていますが、これからのこともかんがえなくてはなりません。
これから3年以内に東京に直下型地震が来る確率は70%と東京大学地震研究所は発表しました。おりしも谷中コミュニティセンタの防災建て替えも始まります。本当にいのちの助かる町、コミュニティとはなんなのか、東北を歩いた目でお話ししたいと思います。
(森まゆみ)

参加費:資料代として200円
会場:谷中コミュニティセンター第1・2・3会議室
   台東区谷中5ー6ー5 電話(3824)4041
*「聞こえ」の悪い方へ:磁気ループを区が無料セット!要申込み(3824-2611 台東教科書ネット・和田)

主催:谷中千駄木歴史の会・谷中九条の会 / 和田、須賀、橋詰、田辺、木下、本間

1945年3月4日を忘れないチラシPDF

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