長編ドキュメンタリー『遺言 原発さえなければ』を3回に分けて1月から上映してきましたが、いよいよ最終章、第5章「遺言」を上映いたします。今回はゲストに、福島から東京に避難されている方、そのサポートをされている方を招いて、上映後にお話をうかがいます。また、3~4章のアンコール上映もいたしますので、前回見逃した方はどうぞ。原発事故がもたらしたもの、その土地の人々の生活、思い、この映画に刻まれている記憶を共有したいと思います。ご参加お待ちしています。
チラシ http://www.jtgt.info/sites/default/files/2017-02-21-1.pdf
■日時:2017年3月5日(日)
【上映2(第3章・第4章)アンコール】14:30~15:40 (開場14:15)
【上映3(第5章)】16:00~17:15 (受付開始15:30頃~)
【ゲストトーク(避難者のお話)】17:20~18:20
【交流カフェ】18:40~19:40頃
■映画『遺言 原発さえなければ 福島の3年間―消せない記憶のものがたり』
2011年3月12日、福島第一原発事故の取材現場に駆けつけた二人のフォトジャーナリストが、いち早く撮影を開始。以来、2013年4月まで、その土地の人々とともに過ごした日々を記録し続けた。絶望の淵からの試行錯誤、もがきの中で気づいた家族、 仲間、奪われた故郷への思い、そして見えてきた本当に守るべきものの存在・・・3年にわたり記録された映像が、3.11後の今を生きる私たちに問いかけるものとは―。
(監督 豊田 直巳、野田 雅也/2013年/225分)
http://yuigon-fukushima.com/
【第5章 遺言〈原発さえなければ〉】
辛酸を味わいながら避難した酪農家に、訃報の電話が入る.隣接する相馬市の酪農家仲間が自殺したのだ。駆けつけた長谷川健一。堆肥小屋の壁には、菅野重清がチョークで書き残した言葉があった。「原発さえなければ」「残った酪農家は原発に負けないで頑張ってください」と。その遺言を守るかのように酪農家たちは、新たな暮らしに挑戦する。しかし、故郷はいまも高濃度の放射能に覆われたままである。
■会場:谷中の家(台東区谷中3-17-11)
メトロ千代田線千駄木駅・JR日暮里駅・JR西日暮里駅下車徒歩7分。
よみせ通り、延命地蔵を東へ入る、2筋目を南へ入って東側2軒目。
築54年の木造耐震補強民家。目印は格子戸。
■参加費/定員(要予約)
【上映2(第3章・第4章)アンコール】 500円/定員30名
【上映3(第5章)】 500円/定員30名
【トーク】 500円(ゲストの活動へのカンパとなります)/定員30名
【交流カフェ】500円(軽食+1ドリンク付き)/定員20名
■予約方法:以下いずれかの方法で予約してください
(3回分一括申込み済の方も、今回参加する内容の申込みをお願いします)
1.申込みフォーム
【上映2アンコール】http://kokucheese.com/event/index/455282/
【上映3・トーク】http://kokucheese.com/event/index/455283/
【交流カフェ】http://kokucheese.com/event/index/455285/
*上映2アンコール、上映3とトーク、交流カフェはそれぞれ別にお申込みが必要です。
2.メール eigasai★jtgt.info (★を@におきかえてください)
*件名を「3月5日の月1原発映画祭申込み」として
参加者氏名(複数お申し込みの場合は全員のお名前をお書きください)、
参加内容(上映2アンコール、上映3、トーク、交流カフェ)を明記してください。
3.電話 090-1265-0097(植松)、または090-9492-0075(西川)
*交流カフェは上映会に参加される方が優先となります。
*キャンセルされる場合は必ず事前にご連絡ください。
■主催:月1原発映画の会 http://www.jtgt.info/ (地域から未来をつくる・ひがし広場内)
共催:映画『遺言』プロジェクト 問い合わせ先:eigasai@jtgt.info
【お知らせ】
◎1月の上映会の時のゲスト、豊田直巳監督のトーク動画をアップしました。 https://www.youtube.com/watch?v=gqcw_T8RpeI&feature=youtu.be 除染のこと、帰村のこと、賠償のことなどについて、住民の心情と国の本音や実情との両面から語られた、熱い熱いトークでした。(2月の野田雅也監督トークも公開予定です)
◎ポレポレ東中野でも『遺言』が上映されます(3/11~17)。 https://www.mmjp.or.jp/pole2/