被災地の方々と避難している方々に、「お元気ですか?案じています、忘れてませんよ」のメッセージを送ろう
◎日時: 3月5日(火) 16:00~20:00
◎場所:光源寺蓮華堂(文京区向丘2-38-22 最寄り駅:地下鉄南北線本駒込、都営三田線白山、地下鉄千代田線千駄木 電話03-3821-1188)
◎用意するもの:官製はがきは谷根千・駒込・光源寺隊が用意します。筆記用具も最低限は用意しますが、彩色用具やシール、カードなど、各自工夫があれば大歓迎!ご持参ください。カードや私製ハガキの切手代は谷根千・駒込・光源寺隊が負担します。あて先の名簿は当日用意しますので、分担して、みんなで和やかにメッセージはがきを書きましょう。差し入れも歓迎です!
◎質問等は、谷根千・駒込・光源寺隊 菊池までお電話を。08065047442
谷根千・駒込・光源寺隊の支援活動のはじめはおにぎり握り。それから間もなく始めたのは、いわき市四倉高校避難所への炊き出しや物資の支援でした。その避難所が閉鎖された2011年6月。この時、避難所を出る方が各所に散らばっても連絡を取り続けられるように、応援を続けられるようにと《つながるハガキ》を手渡したのが《はがき作戦》の最初でした。
震災から2年を経た今、もう一度「一枚のハガキでささやかに心をつなげたい」と思い、ふたたびの《ハガキ作戦~メッセージはがきプロジェクト》を呼びかけたいと思います。お持ちいただくものは「お元気ですか?案じています。忘れていませんよ」というお気持ちひとつで十分。ぜひご参加ください。
2011年3月11日の東日本大震災から2年が経ちます。社会は一見、震災で起きたさまざまな困難と課題が、解決や収束、再生や復興に向かっているかのように見えます。確かに復興にむけて全力投球している方も沢山おられ、明るいニュースも聞かれるようになりました。しかし、被災各地の方々や、震災や津波や原発事故によって避難を余儀なくされている方々などの生活は、決して簡単に元に戻りつつあるとは言えないのも、一方の現実です。
震災以来どの方も懸命に、暮らしや仕事、地域や人間関係の回復と再生、発展に取り組み努力してこられましたが、その一方で、2年という年月は心身を疲れさせるにも十分な時間です。
谷根千・駒込・光源寺隊やふくしま・いわき・応援隊は震災発生以来、たくさんの皆様の篤い志をいただきその架け橋として被災地を応援支援してきました。現在では、発災当初の物やお金のように形のあるもので応援する時期から、必要とされているものが明らかに違ってきています。
いろいろな方のお話や会話の中から浮かび上がってくるのは、被災者や避難の方々、さらには被災者を支援して来た方々が感じておられる心の疲れです。心の疲れが体調不良につながっていることも多くあります。
大きな苦難に立った時、人の心はしばらくしてから当初とは別の心の揺れに襲われ脅かされることが少なくありません。2年というのはちょうどそのような時期でもあり、「疲れ」の中には、多くのことが根本的な解決を見ない中で被災地や被災者が「忘れられていく」ことへの恐れや寂しさも混じっているようにうかがえます。
2年近くの支援活動で多くの方々と接しつながってきた中で今、谷根千・駒込・光源寺隊は「私たちは忘れていません、案じていることに変わりはありません、お元気でいてほしい…」というメッセージを届けたいと思います。