6月4日 おそれて、こわがらず / 権上かおる

1)ネットワークでつくる放射能汚染の続編があす放映されるそうです。
NHK教育  2011年6月5日(日) 夜10時
続報 放射能汚染地図
ETV特集 『ネットワークでつくる放射能汚染地図
~福島原発事故から2か月~』(5月15日放送)では、福島第一原発正門から1キロ地点の住宅地の一画の土壌を科学者の木村真三氏が採取。サンプルは、プルトニウムの有無を調べるため放射線解析の第一人者、金沢大学の山本政儀教授のもとに送られた。
番組放送後、結果を知りたいという問い合わせが殺到したが、この度ようやく解析結果が出る見通しとなった。果たしてプルトニウムは検出されるのか?

さらに、木村氏のその後の調査で、計画的避難区域や緊急時避難準備区域から外れた福島県南部のいわき市で新たなホットスポットが発見され、その実態が序々に明らかになってきた。

新たにわかった汚染の実態を続報として伝える http://www.nhk.or.jp/etv21c/file/2011/0605_02.html

こちらは再送ですが。

NHKスペシャル
2011年6月5日(日) 午後9時00分~9時58分
総合テレビ 検証・原発危機 第1回 事故はなぜ深刻化したのか ~危機 1週間の記録~(仮)
http://www.nhk.or.jp/special/onair/110605.html

2)お茶の分析試料形態でもめています。お茶には4形態あります。
生葉 荒茶 仕上げ茶 温湯溶出液
神奈川県で4月に初めて検出されたときは生葉試験でした。お茶処静岡県は、温湯溶出液での分析が経験的に行われています。

今回、厚労省から、荒茶での試験を提示され、最初は静岡県知事は反対を表明、一転して、受け入れました。
分析は食する状態に準拠が最も重要とされます。今回の一連の報道で、「なぜ??」と思っていましたが、蓮舫氏の会見を見て、「国はこんなに安全をとっているんだ」という姿勢を見せたかったのではと感じた次第です。

お茶は本来カリウムの多い植物で、今回検出されているのは葉由来であろう。しかし、溶出してのむ分には放射性物質の摂取は低いのでは、というのが、専門分野の方の見解のようです。

もっとも心配なのはコメの汚染という見解でした。私たちは、何といっても他の食品よりも摂取量が多いからです。一刻も早く田の汚染状況を把握する必要があるのですよね。お茶のように荒茶でと簡単に政治家が言えば済むことだけをしていないでほしいと思います。

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