昨年の11月24日(土)に引き続き、ドキュメンタリー映画「フタバから遠く離れて」の上映会場で、双葉町からさいたま市に避難されている北原保洋さん、木幡敏郎さん、山田和夫さんやそのご家族が作られたお米「おちゃっぺ米」(品種:彩のかがやき)を販売しました。
4月6日(土)、台東区の「谷中の家」で行われた〈月一原発映画祭〉では、「フタバから遠く離れて」が午後2回上映され、各回30人を上回る観客で満員となりました。遠路からの来場者も多数で、上映の合間には、舩橋淳監督のトークと監督を囲んでの交流会が開かれ、双葉町や福島県の現状、原発、放射能、避難生活などにまつわる意見交換が活発になされました。
ふくしま・いわき・応援団では今回もこの上映会場で、3合300円に小分けした「おちゃっぺ米」を販売しました。
先立つ4月4日(木)には、向丘の光源寺まで北原さんが運んでくださった30㎏のお米を、谷根千・駒込・光源寺隊やいわき桜会に募ったボランティア7名で、小分けや会場搬入の作業をしました。福島県出身の方の中学生のお嬢さんも参加してくれました。当日、46袋用意したお米は観客の方々だけでなく上映会スタッフにもお買い上げいただき、ほぼ3分の2が、翌日も残り3分の1が関係者にと、完売しました。
来場者は上映前後に「おちゃっぺ米」が栽培され刈り入れされる様子を綴った写真パネルを興味を持って見たり、注文用紙を持ち帰ったりしていまた。
また、このコーナーに並べて置いた「福島人権宣言」(2012年12月20日策定)にも、賛同の署名を多数いただきました。この場を借りて、お買い上げいただいた方、署名をして下さった方、準備作業に参加してくださった方々に、お礼を申します。ありがとうございました。
ふくしま・いわき・応援団は今後も「おちゃっぺ米」を通じて、双葉町から避難されている方々への応援を続け、活動の様子は随時〈谷根千ねっと〉の中の〈谷根千震災字報〉に載せていく予定です。
映画の上映は今後も各地で予定されており、上映会やイベントなどで「おちゃっぺ米」を販売したいという方には、販売時の説明用展示パネルなど(ふくしま・いわき・応援団が作成)をお貸しできます。ご相談、ご連絡は以下までお願いします。
問い合わせ先〈菊池:gm9k-kkc@asahi-net.or.jp 080 6504 7442〉
◎「フタバから遠く離れて」http://nuclearnation.jp/jp/
◎〈月一原発映画祭 http://www.jtgt.info/?q=taxonomy/term/1〉
◎ 「福島人権宣言」 http://home.v05.itscom.net/ans-law/nomuralaw/ren_quan_xuan_yan.html