連続上映会とお話「核とわたしと原子力」(7月22日、23日、24日)のご案内

PDFチラシ福島第一原発の事故で、原子力の利用は、平和であれ軍事であれ、わたしたち人間とは相容れないものであることを教えられました。
水も、野菜も、魚も、肉も、お茶も、牛乳も、空気も汚染され、福島近県はもとより、東京でも放射能のことを考えずに生きることはできなくなりました。
また原子力発電所は、事故を起せば始末がつかないだけでなく、事故が起こらなくても、運転するだけでウラン採掘や発電所で被ばく労働を生んでいるし、処理のできない核のごみを生み出しています。政府や電力会社が宣伝してきた「クリーン」はウソだったこともはっきりしました。
こうした原子力発電の問題点は、導入した50年前の日本から、現代を生きるわたしたちに与えられてしまった課題です。
わたしたちは、これらを解決できないだけでなく、未来の子どもたちに押し付けるのでしょうか。

冷静な視点は必要でしょうが、「中立」な視点は、今回はなしです。

文京区白山で30年間、チェルノブイリ事故による放射能汚染や、太平洋の島々の核問題に取り組んでいた市民団体「反核パシフィックセンター東京」の所蔵する貴重なフィルムを中心に、国内外の核や原子力発電に関するドキュメンタリーを上映します。
どうぞお見逃しなく。

詳細は、PDFチラシ谷根千ねっとをどうぞ。

福島県いわき市勿来に行ってきました / 山崎範子

避難所への炊き出し

震災以来、被災地への炊き出しや物資支援を行っている大塚モスクに協力し、7月4日、5日に勿来市民館・みなみの森スポーツパークに夕食を届けました。調理はいわきモスクで行いました。
モスク駐在のコック、レイマッドさん(インド人)、東京文京区から行った浅田保雄さん(今回のリーダーで調理人)、ゴリちゃん(お名前失念、4日のみ)、池本達雄さん、池本英子さん、山崎範子の計6人です。以下の報告は市民館は池本英子、みなみの森は山崎です。 続きを読む

3.11と防災コミュニティを語り合う集い(7月8日)報告

「3.11と防災コミュニティを語り合う集い」報告

さて、7月8日(金)、「3.11と防災コミュニティを語り合う集い」には、70人もの参加者があり、有意義な会となりました。
まず、災害時の医療や、子どもの遊びという視点から、橋詰まり子さんと星野諭さんから提言があり、小さい子どもを持つ親や、コミュニティ委員会会長からもコメントがありました。メインの松下朋子さんの南三陸町の報告からは、被災時には、コミュニティセンターは、こうなるのだというリアルなイメージがつかめたと思います。また、まちなみ保存の研究者や、建築家協会の地域会の方からも発言があったり、住民からも寺町という地域性を生かしたよいアイデアも飛び出し、台東区の3人の課長のみなさんとも次回開催を約束して、終了となりました。 続きを読む

子どもたちを放射能から守る全国ネットワークキックオフミーティングのお知らせ

子どもたちを放射能から守る全国ネットワークというのが動き出すようです。
http://kodomozenkoku.com/

7月12日(火)にキックオフミーティング

子どもたちを放射能から守る全国ネットワーク キックオフミーティング
日時:2011年7月12日(火)13:30~16:00(13:00開場) 続きを読む

7/9土、10日 光源寺 ほおずき市「ふくしま・いわき・応援隊」ブース出します。

観音様のご利益を四万六千日分いただける縁日が今年も光源寺で行われます。
7月9日(土曜日) 10日(日曜日) 両日とも午後2時より8時半頃まで 雨天決行
ほおずき・風鈴屋はもちろん、おいしい屋台、ライブ演奏などがぎっしり集まる幻想的な楽しい市です。
例年の多彩な奉納パフォーマンスに加えて、東日本大震災が発生した3月11日から現在、あるいは未来に向けてご縁のある方々ともつながります。
ぜひお出かけください。

地域の方々による手作り市は、ライブや出し物もあり、地域が一番盛り上がる楽しいお祭りです。
そこで、「ふくしま・いわき・応援隊」のブースを出します。
支援活動に繋がる手作り品、「いわきマルシェ」では、福島県内、いわき市の物産を販売いたします。 続きを読む

《つながるはがき》のお礼と「これからもよろしく」のお願い

6月17日付の、「ご家庭のご不要はがきや書き損じはがきのお願い」に、早速ご協力いただき、ありがとうございました。

7月6日現在で、〔文京区の内藤さま、多摩市の遠藤さま、匿名のお一方などから、官製はがきや未使用の年賀はがきなどが30枚以上、往復はがきが50枚、書き損じが30枚以上〕寄せられました。

FIOはこれまで主に、いわき市の四倉高校避難所を支援してきましたが、この避難所は6月30日に閉鎖になりました。避難所より退去された方々からは、お配りしたはがきを使って、次のお住まいや近況など記したお返事がすでに数通届いています。
四倉だけでなく、被災され、避難所や地元などからばらばらになって不安や困難に直面している方々を、今後も応援・支援していくために、頂戴したはがきを《つながるはがき》として、使わせていただきます。

《つながるはがき》の活動は、今後も続けていきますので、これからも「不要はがきや書き損じはがき」のご提供を、なにとぞよろしくお願いします。

ありがとうございました。(FIO声かけ人・菊池)

「3.11と防災コミュニティを語り合う集い」のご案内 – 7月8日(金)18:30より於谷中コミュニティセンター

3月11日の東日本大震災以降、私たちの住むここ谷中でも、地震に対する備えなどに関しての勉強会が数多く開かれています。被災地の言葉にならない状況に心を痛めつつ、いずれ来る東京の大震災への不安。そのとき、私は、家族は、友人は、どうなるのだろう?大震災に備えて私はどうしたらいいの?

折りしも、谷中コミュニティセンターが、行政と地元の方々との地道なご尽力により、防災機能を持った「谷中・防災コミュニティセンター」として建替えられる予定です。
この機会に、谷中の防災について意見交換をし、私たちの防災コミュニティセンターのあり方を考え、防災に備えた横のつながりを深めていきませんか? 続きを読む

文京区内に避難されている皆さまと、文京区に避難されている方をご存知の方々へ “おちゃっぺ会”に来ませんか?

双葉町から避難されている方が声かけ人になって“おちゃっぺ会”が開かれます(主催:文京区社会福祉協議会)。文京区へ、福島はじめ、あちこちから避難している方々の交流と、地域とつながるきっかけ作りに、存分に“おちゃっぺ(浜通り地方の方言でおしゃべりの意味)”できる催しです。避難しているご本人はもちろん、お知り合いで避難されている方がいたら、「こんな会があるよ」と、お声をかけてみてください。

文京区だけでなく、他の区にもたくさん避難している方がおられます。他の区や地域でのこうした情報や、避難してきておられる方々の情報を、ぜひお寄せください。
「ふくしま・いわき・応援団」ではこうした活動を応援していきます。

開催日時:2011年7月16日(土曜日)正午~午後3時ごろ 続きを読む