5月14日(日) 第53回 月1原発映画祭『いのち』上映+林勝彦監督トークのご案内

次回の月1原発映画祭はドキュメンタリー映画『いのち』を上映、監督の林勝彦さんをゲストに迎えます。

映画『いのち』は、福島原発事故をきっかけに始まった「いのち」プロジェクトのインタビュー取材動画を軸に編集されたドキュメンタリーです。原発と放射能汚染の問題が、それぞれの現場の人びとの言葉と、

科学的な解説の両面から「いのち」の視点できっちりとコンパクトにまとめられています。それもそのはず、監督の林勝彦さんはかつてNHKで「驚異の小宇宙 人体」シリーズはじめ「知られざる巨大技術・原子力」シリーズやチェルノブイリの調査報告など、科学番組を数多く手がけてこられた名プロデューサー。当日は、ズバリ「原発と報道」をテーマに、NHKだからできたこと/できなかったことなど、率直に語っていただく予定です。

ご参加、お待ちしています!

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第53回 月1原発映画祭/交流カフェ
『いのち』上映+林勝彦監督トーク「原発と報道」
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■日時:2017年5月14日(日) 開場15:30
16:00~17:15 『いのち』上映
17:20~18:15 林勝彦監督トーク
18:30~19:30 交流カフェ

■参加費/定員(要予約)
上映(トーク付)1000円/定員30名 交流カフェ 500円(軽食+1ドリンク付)/定員20名 続きを読む

第52回 月1原発映画祭 『遺言 原発さえなければ』上映3〈第5章 遺言〉+トーク+交流カフェ

長編ドキュメンタリー『遺言 原発さえなければ』を3回に分けて1月から上映してきましたが、いよいよ最終章、第5章「遺言」を上映いたします。今回はゲストに、福島から東京に避難されている方、そのサポートをされている方を招いて、上映後にお話をうかがいます。また、3~4章のアンコール上映もいたしますので、前回見逃した方はどうぞ。原発事故がもたらしたもの、その土地の人々の生活、思い、この映画に刻まれている記憶を共有したいと思います。ご参加お待ちしています。

チラシ http://www.jtgt.info/sites/default/files/2017-02-21-1.pdf

■日時:2017年3月5日(日)
【上映2(第3章・第4章)アンコール】14:30~15:40 (開場14:15)
【上映3(第5章)】16:00~17:15 (受付開始15:30頃~)
【ゲストトーク(避難者のお話)】17:20~18:20
【交流カフェ】18:40~19:40頃

■映画『遺言 原発さえなければ 福島の3年間―消せない記憶のものがたり』
2011年3月12日、福島第一原発事故の取材現場に駆けつけた二人のフォトジャーナリストが、いち早く撮影を開始。以来、2013年4月まで、その土地の人々とともに過ごした日々を記録し続けた。絶望の淵からの試行錯誤、もがきの中で気づいた家族、 仲間、奪われた故郷への思い、そして見えてきた本当に守るべきものの存在・・・3年にわたり記録された映像が、3.11後の今を生きる私たちに問いかけるものとは―。
(監督 豊田 直巳、野田 雅也/2013年/225分)  続きを読む

第51回 月1原発映画祭『遺言』(3、4章)上映+野田監督トークのご案内

■日時:2017年2月5日(日)
【上映1(第1章・第2章)アンコール】14:00~15:40(開場13:45)
【上映2(第3章・第4章)】16:00~17:10(開場15:45)
【野田雅也監督トーク】17:15~18:15
【交流カフェ(野田監督も参加)】18:30~19:30

■映画『遺言 原発さえなければ 福島の3年間―消せない記憶のものがたり』
2011年3月12日、福島第一原発事故の取材現場に駆けつけた二人のフォトジャーナリストが、いち早く撮影を開始。以来、2013年4月まで、その土地の人々とともに過ごした日々を記録し続けた。絶望の淵からの試行錯誤、もがきの中で気づいた家族、仲間、奪われた故郷への思い、そして見えてきた本当に守るべきものの存在・・・3年にわたり記録された映像が、3.11後の今を生きる私たちに問いかけるものとは―。
(監督 豊田 直巳、野田 雅也/2013年/225分) http://yuigon-fukushima.com/

【第3章 避難〈ご先祖さまを残して〉】(22分)
初夏、風景は原発事故前と変わらない。しかし、目に見えない放射能は村人を追い立てた。住民の避難が始まったのだ。酪農家仲間たちも空になった牛舎を後に残し、福島市内へ、山形へ、そして遠く横浜へと離散していった。しかも家族はバラバラにされて。人々は改めて原発事故によって失ったものの大きさを知る。

【第4章 故郷〈つなぐ想い〉】(41分)
盛夏。離散した村民たちが、お盆の墓参りに合わせて飯舘村に集まった。人々が助け合い成り立っていた村の暮らし。先祖代々守ってきた慎ましくとも豊かで、美しい暮らしと一体となっていた風景。それらが根こそぎ奪われた寂しさと哀しみ。それでも、次の世代に引き継いでいかなければならないものがある。引き継ごうとする若者がいる。
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第50回 月1原発映画祭+交流カフェ 『遺言 原発さえなければ』上映1〈第1章、第2章〉+豊田直巳監督トーク

年明けから、月1原発映画祭ではドキュメンタリー映画『遺言 原発さえなければ』
(全5章 3時間45分)を3回に分けて、毎月1回上映します。

上映1 1月8日(日) 第1章 汚染〈取り残された住民たち〉・第2章 決断〈酪農家人生の崩壊〉(92分)
上映2 2月5日(日) 第3章 避難〈ご先祖さまを残して〉・第4章 故郷〈つなぐ想い〉(63 分)
上映3 3月5日(日) 第5章 遺言〈原発さえなければ〉(70分)

 チラシ→ http://www.jtgt.info/sites/default/files/2016-12-20-1.pdf

福島原発事故直後から2013年4月まで、飯舘村を中心に、住民家族に密着取材し、時を追って記録した貴重な映像です。飯舘村は事故の1か月後から全村避難となり、現在に至っていますが、2017年3月末の避難指示解除(帰還困難区域の長泥地区を除く)が決まり、住民の方々は「戻るか、戻らないか」の決断を迫られています。原発再稼働といい帰還促進や避難者支援打ち切りといい、原発事故を過去のものにしようとする動きが加速するなか、6年目の3.11に向けて、この映画をぜひ皆さんと一緒に観たいと思います。

今回上映する1~2章は、汚染の事実が徐々にわかっていく村のようすと、生業を手放さざるをえなくなった人々の苦渋を伝えます。上映後は、豊田直巳監督に質疑応答を含めてたっぷり1時間お話をうかがいます。豊田監督は福島の取材を継続中とのことで、かなりホットな話がきけるのではないかと期待しています。この機会に、ぜひお越しください! 続きを読む

11/ 6(日)第49回月1原発映画祭 スウェーデン映画『脅威』上映のご案内

次回は11月6日(日)、スウェーデンの映画『脅威』を上映します。
スカンジナビア半島北部でトナカイ遊牧を生活の基盤としてきた先住民族、サーミの人々の暮らしぶりと共に、チェルノブイリ事故による放射能汚染で大打撃を受けた1986年当時のようすを伝える貴重なドキュメンタリーです。
トナカイが大量に殺処分されるなどサーミの人々が直面した現実は、福島の酪農家はじめ農山漁業者の状況に重なってみえます。
ではサーミの人々のその後はどうなのか? 気になるところです。
当日は、映画の日本語版制作に携わった荒川俊児さんと、スウェーデン在住の松田青子さんをゲストに迎えてお話をうかがいます。
スウェーデンは、実は福島原発事故後も原発を維持推進している国。
そんなお国事情と併せて、チェルノブイリから30年に学び、フクシマを、日本を振り返る1日になるようにと思います。
ぜひご参加ください。お待ちしています。

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第49回 月1原発映画祭+交流カフェ
『脅威』上映+トーク「北欧サーミとチェルノブイリ事故をめぐって」
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■日時:11月6日(日)
 【1回目上映】14:00~15:20(開場13:30)
 【2回目上映】16:00~17:20(開場15:30)
     トーク 17:20~18:15 ☆1回目をご覧の方もご参加いただけます。
 【交流カフェ】18:30~19:30 続きを読む

7/16(土)・8/7(日) 第47-48回月1原発映画祭『カノンだより』連続上映のご案内

7~8月の月1原発映画祭は2か月連続で「被ばくと保養」をテーマに鎌仲ひとみ監督の『カノンだより』を上映します。

『カノンだより』は1本が10分前後の短編レポートで、鎌仲監督の長編ドキュメンタリー『小さき声のカノン―選択する人々』の制作と並行して届けられてきた、各地のいわば「小さな声」です。チェルノブイリ原発事故後のベラルーシやウクライナの人々と、福島第一原発事故と共に生きる日本の人々を取材し、内部被ばくの影響や市民の取り組みなど、現在進行形の状況を伝えています。「大きな声」は“大丈夫、たいしたことはない、もう終わったことだ”と言いますが、私たちは「小さな声」を聞き逃すまい、と切に思います。

1回目は7月16日(土)に〈チェルノブイリ編〉として8本上映し、参加者で意見交換をします。
2回目は8月7日(日)に〈フクシマ編〉として鎌仲監督をゲストに迎え、解説をしていただきながら、4本上映します。

子どもたちを被ばくから守るために今何をすべきか?これは、何はともあれ、待ったなしの問題だと思います。ぜひ、一緒に考えましょう。皆さまのご参加をお待ちしています。

*会場は両日とも「谷中の家」です。
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2016年5月29日(日)「日本と原発 4年後」上映+河合弘之弁護士トーク

谷中で開催している月1原発映画祭の拡大版として、『日本と原発 4年後』を上映します(チラシ)。

原発訴訟の先頭に立つ河合弁護士が自ら監督をつとめた作品で、この1本で日本の原発問題のすべてがよくわかるようにつくられています。すでに前作と合わせて1000か所以上で上映されているそうですが、まだご覧になっていない方はこの機会にぜひ、そして2度目、3度目の方もおさらいのために、どうぞお出かけください。上映後には河合弘之弁護士をゲストに迎え、客席からの質問にもじっくりお答えいただきます。ご参加お待ちしています!

【映画『日本と原発 4年後】
弁護士の河合弘之と海渡雄一、訴訟を共に闘う木村結の3人が中心となって、多くの原発関係者、原発推進者も含む有識者へのインタビュー取材、現地での情報収集や報道資料等を基に、原発事故に巻き込まれた人々の苦しみ、事故を引き起こした背景、エネルギー政策のウソと真実を追求したドキュメンタリー。高浜原発差止仮処分や元東電役員強制起訴のこと、内部被ばくの問題、原発とテロの問題などを取り上げながら、日本の原発問題に弁護士視点で鋭く切り込んでいく。2014年制作の映画『日本と原発』に、新たな情報を豊富に加えて再編集した新版。(2015年/日本/138分)
(監督:河合弘之 構成・監修:海渡雄一 制作協力:木村結 音楽:新垣隆 制作:Kプロジェクト 公式サイト http://www.nihontogenpatsu.com/) 
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2016年4月2日(土) 第45回月1原発映画祭/交流カフェ『シェーナウの想い』上映+トーク「電気をどう選ぶ?」

4月1日からいよいよ家庭でも電力会社を選べるようになりますね。この機に、できるかぎり自然エネルギーを電源とする電力会社から電気を買いたい、と考えている方は多いと思います。そこで次回の月1原発映画祭では、「パワーシフト・キャンペーン」事務局の吉田明子さんをゲストに招いてお話をうかがうことにしました。上映する映画はすでに当会でアンコール上映を重ねている『シェーナウの想い』。ドイツ初の市民電力会社誕生を追ったドキュメンタリーです。まだご覧になっていない方、もう一度観たいという方はぜひどうそ。今回はトークのみの参加もOKです。皆さまのご参加をお待ちしています。

■日時:2016年4月2日(土)17:00~(開場16:30)

■プログラムと参加費・定員
17:00~18:00 『シェーナウの想い』上映、参加費(会場費)300円(定員30名)
18:10~19:00 吉田明子さんによるトーク、参加費700円(定員30名)
19:15~20:15 交流カフェ、参加費500円(軽食+1ドリンク付)(定員20名) 
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