5年目の3月11日を前に、次回の月1原発映画祭では歴史社会学者の小熊英二さんが監督を務めたドキュメンタリー、『首相官邸の前で』を上映します。2012年夏の貴重な記録映像と丹念なインタビューがクオリティ高くまとめられ、見応えもありますが、何より触発される映画です。そこで今回は、上映後の交流カフェでみなさんに3分トークをお願いしたいと思います(聴くのみでもOKです)。自分はその時どうしていたか、どんな想いでいたか、この5年のこと、これからのことなどなど、シェアしましょう。どうぞお気軽にお越しください。ご参加お待ちしています!
■日時:2016年3月5日(土)16:00開場
16:30 上映
18:40 交流カフェ(トークシェア)
20:00前後 終了
■映画『首相官邸の前で』
2012年夏、東京。約20万の人びとが、首相官邸前を埋めた。NYの「ウォール街占拠」の翌年、香港の「雨傘革命」の2年前のことだった。しかしこの運動は、その全貌が報道されることも、世界に知られることもなかった。人びとが集まったのは、福島第一原発事故後の、原発政策に抗議するためだった。事故前はまったく別々の立場にいた8人が、危機と変転を経て、やがて首相官邸前という一つの場につどう。彼らに唯一共通していた言葉は「脱原発」と「民主主義の危機」だった――。はたして、民主主義の再建は可能なのか。現代日本に実在した、希望の瞬間の歴史を記録。
(2015年/日本/109分/日本語[英語字幕つき]) 公式サイト:http://www.uplink.co.jp/kanteimae
■監督プロフィール
小熊英二(おぐま・えいじ)
1962年生まれ。東京大学農学部卒業、出版社勤務を経て、東京大学大学院総合文化研究科国際社会科学専攻博士課程修了。現在、慶應義塾大学総合政策学部教授。福島原発事故後、積極的に脱原発運動にかかわり、メディア上での発言も多い。著書に『単一民族神話の起源』『(民主)と(愛国)』『1968』『日本という国』『社会を変えるには』など。
■会場:谷中の家(東京都台東区谷中3-17-11)
メトロ千代田線千駄木・JR日暮里・JR西日暮里下車徒歩7分。よみせ通り、延命地蔵を東へ入る、2筋目を南へ入って東側。築54年の木造耐震補強民家。目印は格子戸。
http://www.jtgt.info/sites/default/files/2013-05-14.jpg
■参加費
・上映:800円(学生500円)
・交流カフェ:500円(軽食+ワンドリンク付)
■定員:各30名
■予約方法:以下いずれかの方法で必ず予約してください。
1.申込みフォーム(上映と交流カフェ、別々にお申し込みください)
上映 http://kokucheese.com/event/index/376716/
交流カフェ http://kokucheese.com/event/index/376717/
2.メール eigasai@jtgt.info
*件名を「月1原発映画祭申込み」として
参加者氏名(複数お申し込みの場合は全員のお名前をお書きください)、
参加内容(上映、交流カフェ)を明記してください。
3.電話 090-1265-0097(植松)、または090-9492-0075(西川)
*交流カフェは上映会に参加される方が優先となります。
*キャンセルされる場合は必ず事前にご連絡ください。
■主催:月1原発映画の会
問い合わせ先 eigasai@jtgt.info
http://www.jtgt.info/ (地域から未来をつくる・ひがし広場内)