「除染情報手渡しの会」を開催 ~福島では今、何が起こっているの? 現地のリアルな除染情報に触れました~

IMG_49746月7日10時30分から、谷根千・駒込・光源寺隊が主催して「除染情報手渡しの会」を開きました。会場は光源寺の蓮華堂、文京区社会福祉協議会と〈谷中の家〉の協力を得て、3名の参加者とスタッフ2名の計5名が、権上かおるさん(環境カウンセラー・NGO酸性雨調査研究会)のお話を聞きました。
開催当日は、交通機関に支障が出ることも予想されるほどの激しい雨だったため参加できなかった方もいましたが、〈手渡しの会〉のネーミングのとおり、聞き手が話し手とごく近く接することができる会となり、予定を30分超えた12時半近くまで、熱心な質疑応答の時間も持てました。福島の除染情報手渡し会レジメ 続きを読む

伊達東仮設に寄贈したミシンのその後

シンポジウムの会場に伊達東仮設管理人の長谷川さんを訪ねました

5月10日、渋谷区で開かれたシンポジウムで、飯舘村から福島県伊達市の伊達東仮設住宅の長谷川花子さんが登壇。「仮設住宅の暮らし」を話されるというので、聴きに行ってきました。

ミシンを寄贈するために運んだ12月15日からほぼ5ヶ月。長谷川さんはお元気で仮設の暮らしを「までい」(注:文末)に語っておられました。

【飯舘村、津波、震災から3年目の今、が語られる】
5月10日(土)国学院大学常磐松ホールで、シンポジウムが開かれました。
「飯舘村放射能エコロジー研究会20104東京シンポジウム~あれから3年 震災・原発災害克服の途を探る」と題したもので、内容は以下のようなものです。
(東京新聞5月12日・20~21ページの〈こちら特報部〉で、「飯舘村 初期被ばく追う~国の避難判断遅すぎた 平均7ミリシーベルト 県発表の倍」としてこの記事が掲載)
〈第一部=飯舘村民からの発言 第二部=震災・津波被害からの復興 第三部=放射能汚染とその影響〉
第一部と第二部はほぼ飯舘村に焦点が絞られ、第二部は津波の被災地の復興再生について(大船渡市)、宗教と被害支援、震災復興に活きる伝統文化、などがそれそれの専門家から語られました。 続きを読む

避難者交流「おちゃっぺ会」の参加者の方を中心に、福島の除染の話をしましょう 《福島の除染情報手渡しの会》

◎話す人: 権上かおる さん(NGO酸性雨調査研究会)
◎開催日時  6月7日(土) 午前10時30分から12時まで
◎開催場所  光源寺 蓮華堂(文京区向丘2-38―22)

提供の話題 福島の除染の現状
 1.環境省(2013年12月現在が最新)まとめの解説
 2.3年間の除染情報にみる真偽
 3.今後の方向

 私は、ひょんなことから3.11後、南相馬市など福島県へ通って、地元の方々と、大手ゼネコンが行っているやり方とは違う除染の方法を研究開発し、実用に移すお手伝いをしてきました。

 大気環境を中心とした環境調査の活動を長年行っていたこととの先に、今回の原発事故での放射能拡散による環境汚染とその影響があり、少しでも福島の皆さんが事故前の生活に近づくようにとの思いからです。

 そこで感じたのは、東京からと福島からとでは、情報をはじめ様々な面で乖離やズレがあることです。まして福島から避難されている方々には、十分な情報が届いていないことを感じます。

 除染を中心に私の知りえることをお伝えし、皆さんの今後の暮らしのご判断の一助になさってほしいと希望しました。教える〈学習会〉ではなく、届ける〈手渡しの会〉です。避難者の方々と応援したいという人たちの力を合わせることが、まず第一歩になることを願って。

〔事前に具体的な質問をいただければ、可能な範囲でお答えできるように調べます。〕

連絡と問合せ:
「谷根千・駒込・光源寺隊」菊池まで 電話&FAX 03-3827-0047 

主催:「谷根千・駒込・光源寺隊」

「いわき復興の響き展」のお知らせ

大きく津波の被害を受けた福島県いわき市。
東日本大震災から3回目の春を迎えました。
心をひとつにして、復興へと歩み続けるいわきの3年間をご覧ください。

■日 程
2014年4月19日(土)12:00~17:00 4月20日(日)10:00~16:00

■会 場
1)市田邸(東京都台東区上野桜木1-6-2)
2)下町風俗資料館付設展示場 旧吉田屋酒店(東京都台東区上野桜木2-10-6)
*旧吉田屋酒店は4/20(日)のみ。
じゃんがら念仏踊り(12:00~/14:00~)と
いわき物産市(10:00~16:00)を開催します。
天候により予定を変更することがあります。

■ 内容
写真パネル―豊間・薄磯・沼ノ内の景観と民俗芸能の現在(地元の方が解説をします)
被災した家の材・庭木で作った 観音像 村岡誼(久之浜在住・歯科医)
春を待つ気持ちが咲かせた 染め花 橋本隆子(久之浜在住)
鎮魂のじゃんがら念仏踊り 菅波青年会(4月20日のみ)
いわき物産市

主催:プロジェクト傳
共催:上野桜木町会
後援:日本民俗建築学会災害復興支援委員会
大國魂神社御神輿保存会豊間海友会
えびす講奉賛会
かねまん本舗

【協力団体主催シンポジウム】

NPO法人 文化財保存支援機構主催 シンポジウム

「今、文化財が社会にできること?」

■テーマ:人はなぜ伝えようとするのか?
―文化財による被災地復興のこころみ―
■日 時:2014年4月26日(土) 09:05~17:20(開場8:30)
※4月25日(金)は13:30~16:30まで、展示物の内覧会を行います。入場は無料です。
■場 所:東京大学 弥生講堂 一条ホール
■資料代:500円
■定 員:300名

■プログラム:
09:05~09:15 開会挨拶

◇◇◇1.特別講演◇◇◇
09:15~10:30 「震災・文化・復興」
赤坂 憲雄(学習院大学・教授/福島県立博物館・館長)
10:30~11:45 「危機管理に向けて」~1.17 から3.11 へ~
三輪 嘉六(九州国立博物館・館長/NPO JCP理事長)
11:45~12:30 「比曽 三匹獅子舞」 実演
解説:菅野 秀一(比曾三匹獅子舞保存会・会長)

◇◇◇2.事例報告◇◇◇
14:00~14:30 「ふるさとの宝を守るために―陸前高田市における文化財レスキュー」
熊谷 賢(陸前高田市立博物館)
14:30~15:00 「旧警戒区域における文化財保護-福島県双葉町のレスキュー活動から-」
吉野 高光(双葉町教育委員会)
15:15~15:45 「相馬野馬追の復活と継承」
二神 文彦(南相馬市博物館)
15:45~16:15 「被災民具の活用と継承―長野県栄村の活動より―」
石野 律子 (神奈川大学日本常民文化研究所)

◇◇◇3.パネル・ディスカッション◇◇◇
16:15~17:15 「心の復興のために」
17:15~17:20 閉会挨拶

17:30~19:30 懇親会(於:ホワイエ)
※参加には別途会費が必要です。(懇親会費:3,000円、JCP会員;2,500円)

■申込/問合先:
特定非営利活動法人 文化財保存支援機構
担当:八木
〒110-0008 東京都台東区池之端4-14-8 ビューハイツ池之端102号
●TEL:03-3821-3264
●FAX:03-3821-3265
●E-mail:jimukyoku@jcpnpo.org

■参加希望者は上記TEL・FAX・E-mailにお問い合わせ下さい。当日参加も可能です。

詳しくは、添付のPDFファイル、あるいはHP
http://www.jcpnpo.org/news/?p=1#1395033563-572368
をご参照下さい。

横浜で開催「崔宗宝ふくしま復興チャリティコ ンサート&パネル展」

谷根千・駒込・光源寺隊が2011年から支援・応援を続けてきたいわき市久之浜から、イベントのお知らせです。会場の横浜近くにお知り合いのある方、ぜひイベント情報の拡散をお願いいたします。(菊池京子)

〔イベント概要〕

1 行事名「崔宗宝・ふくしま復興チャリティコンサート&パネル展」~ふくしまの復興を願って!復興ソングと被災地パネル展~

2 日 時  平成26年4月5日(土) 午後2時から午後4時まで

3 会 場  横浜市瀬谷公会堂 講堂
  (〒246-0021 神奈川県横浜市瀬谷区二ツ橋町190 TEL 045-367-5770 )

4 内 容  別紙チラシ(崔パネル展チラシPDF)のとおり
※音楽のコンサートと被災地パネル展等を同時開催

☆中国人の著名なオペラ歌手で、震災後、各地で震災復興チャリティコンサートを開催している、崔宗宝(サイソウホウ)さんが、福島県のいわき市に 向けた、「崔宗宝ふくしま復興チャリティコンサート&パネル展」を開催していただくことになりました。

☆今回は、震災以降、障がい福祉施設 岬学園かもめパン工房の再建をめざして、がんばってこられた、岬はな江さんも出演します。さらに、ようやく復興ソング「じゃんがら夢やどり」のCDが完成し、このイベントから発売予定ですので、ぜひ、CD購入についてのご協力もお願い します。

第24回月1原発映画祭/交流カフェ 堀切さとみ監督を迎えて「原発の町を追われて」上映

■日時:4月5日(土)
昼の部 14:00~15:30(開場13:30)上映会
夜の部 17:00~20:00(開場16:30)上映会+交流カフェ

昨年12月末、全国で最後の避難所が幕を閉じました。
埼玉県加須市の旧騎西高校。
原発震災で警戒区域となった福島県双葉町の人びとが
2年9か月避難生活を続けた校舎です。
避難直後から人びとの生活に密着して記録、
2012年に完成した「原発の町を追われて」と、
その後のようすを追った続編を上映します。
続編では井戸川町長辞任の前後や、さらに複雑化・深刻化する
双葉町の状況が生々しく伝えられています。
日々の生活を取り戻したかのようにみえる私たちの日常のとなりに、
住み慣れた故郷を離れ暮らす人々がいること、
そしていまだ収束ならぬ原発事故・問題について、
映画をみながら、一緒に考えてみませんか?
交流カフェでは堀切さとみ監督をゲストに迎え、
いつものようにおいしいものをご用意して、
みなさまのご来場お待ちしております!

■映画「原発の町を追われて?避難民・双葉町の記録」
http://genpatufutaba.com/
東京電力福島第一原発のお膝元にあり、2011・3・11直後、
全世帯が避難勧告を受けた双葉町。事故から2週間後、
町は役場機能を埼玉県加須市に移し、
廃校になった高校(旧騎西高校)を拠点に避難生活が始まった。
日本初の原発避難民。放射能から逃げるしかなかった人々。
いつ帰れるかアテもない中で、避難民たちはそれぞれの思いを
語りはじめた。故郷から268kmも離れた旧騎西高校で過ごした
双葉町民を追ったドキュメンタリー。
(堀切さとみ監督/日本 2012年/56分、続編:2013年/25分)

■交流カフェのゲスト:堀切さとみさん
さいたま市在住。2008年より市民メディアセンター・mediRで映像を学ぶ。
初めて作った作品は、上関原発建設に反対する祝島の人たちを撮った
「神の舞う島」(2009年/20分)。

■会場:谷中の家(東京都台東区谷中3-17-11)
メトロ千代田線千駄木・JR日暮里・JR西日暮里下車徒歩7分。
よみせ通り、 延命地蔵を東へ入る、2筋目を南へ入って東側。
築54年の木造耐震補強民家。目印は格子戸。
http://www.jtgt.info/sites/default/files/2013-05-14.jpg

■参加費
上映会(昼の部/夜の部):各500円
交流カフェ(夜の部のみ):500円(軽食+ワンドリンク付)

■定員:30名(要予約)

■予約方法:以下いずれかの方法で予約してください。
1.申込みフォーム
昼の部:http://kokucheese.com/event/index/155419/
夜の部:http://kokucheese.com/event/index/155427/

2.メール tukiichieigasai@jtgt.info
 (件名を「月1原発映画祭申込み」として
参加者氏名、昼・夜の別、交流カフェ参加の有無を明記してください)

3.電話 090-1265-0097(植松)

*キャンセルされる場合は必ず事前にご連絡ください。

■主催:地域から未来をつくる・ひがし広場
http://www.jtgt.info/

第23回月1原発映画祭/交流カフェ 報告「福島の除染現場と甲状腺検査を追う」

震災から3年目を迎える節目の月、3月1日(土)の第23回月1原発映画祭/交流カフェは福島の今を知る集いとしたいと思います。

除染の現場に通って調査を続けている権上(ごんじょう)かおるさんと、甲状腺検査の動きを追っている菊池京子さんのおふたりにお話をしていただきます。

交流カフェは美味しいミネストローネをご用意。温まりながらたくさん語り合いましょう。ご参加お待ちしています!

チラシ画像はこちら http://www.jtgt.info/sites/default/files/2014-02-16-1.pdf

■日時:3月1日(土)開場17:30
18:00~19:00 報告:福島の除染現場と甲状腺検査を追う
19:10~20:30 交流カフェ
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