普段のこぢんまりした上映会とは趣旨を変えて、
今回は谷中防災コミュニティセンターのホールを借りての開催です。
原発事故によって、地域のコミュニティが分断され、対立が生まれていくさま、人権がないがしろにされる現実を、1人でも多くの方に観ていただきたいと願っています。
上映後のゲストには、福島県双葉町出身で原発PR標語考案者の大沼勇治さん、経済学者の金子勝さん、監督の舩橋淳さんを迎えます。
昨年11月に公開されたばかりの本作上映に加えて多彩なゲスト、にもかかわらず、参加費を思い切って資料代500円のみとしました。
間口を広げるために今回は「月1原発映画祭」の看板をはずします。
ぜひお知り合いの方々を誘ってお越しくださいますよう、切にお願いいたします。
皆さまのご参加をお待ちしています。
★チラシはこちらからダウンロードできます。
http://www.jtgt.info/sites/default/files/2015-05-21-1.pdf
※情報転送、大歓迎です。ご参加のML等へもぜひご案内ください!
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「フタバから遠く離れて 第二部」上映会+ゲストトークのご案内
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日時:6月13日(土)昼の部14:00~ 夜の部17:30~
会場:谷中防災コミュニティセンター 多目的ホール
(東京都台東区谷中5-6-5 JR日暮里駅 徒歩8分、
東京メトロ千代田線 千駄木駅 徒歩6分)
https://www.city.taito.lg.jp/index/shisetsu/kuminkan/01575392.html
ゲスト:大沼勇治さん(双葉町出身、原発標語考案者、現在自営業)
金子勝さん(経済学者。慶應義塾大学教授)
舩橋淳監督
資料代:500円
【昼の部】13:30 開場
14:00~16:00 上映
16:10~16:40 大沼勇治さんのお話
【夜の部】17:00 開場
17:30~19:30 上映
19:40~20:30 金子勝さん・舩橋淳監督対談
【映画紹介】『フタバから遠く離れて 第二部』
2011年3月12日の東京電力福島第一原発事故により全面立入禁止となった双葉町の住民1,400人が、250km離れた埼玉県の旧騎西高校校舎へ役場ごと避難した。長い避難生活で町民の間に不満が噴出する中、町議会と町長が対立する。2013年2月には井戸川克隆町長が辞任に追い込まれ、避難先での町長選挙という異常事態の末、当選した伊沢史朗町長の新方針により、役場は福島県いわき市に再移転する。双葉町はほとんどの地域が帰宅困難地域に指定、さらに中間貯蔵施設の建設計画も持ちあがるなど、現在も町民たちはさまざまな問題を突きつけられている。いまだに混乱の続く双葉町の姿を通して原発行政が抱える矛盾をあぶり出すとともに、町民たちの現在の暮らしや思いをありのままに描く。『フタバから遠く離れて』(2012年)続編。公式サイト http://nuclearnation.jp/jp/part2/(監督:舩橋淳/テーマ音楽:坂本龍一/2014年/114分)
【ゲスト紹介】
■大沼勇治さん(昼の部)
1976年福島県双葉町生まれ。小学6年生だった1988年、原発PR標語の募集に「原
子力 明るい未来のエネルギー」で入選。この標語は現在も町の中心街入り口の
看板に掲げられている。今年、看板撤去方針を示した双葉町に対して「負の遺産
として残すべき」と訴えて署名活動をしている。福島原発事故後は、当時妊娠中
だった妻と各地を転々、避難生活の中で、原発と共に町が発展する未来を信じて
きた自らを悔い、現在永住の地に選んだ茨城県古河市で太陽光発電事業を営む。
■金子勝さん(夜の部)
1952年東京都生まれ。慶應義塾大学経済学部教授。専門は、制度経済学、財政学、地方財政論。3.11以前から脱原発を主張し、テレビ、新聞、全国講演会で、経済的な観点から原発の不要性を訴え、原発に頼らない社会のあり方を訴え続けている。著書に『新・反グローバリズム 金融資本主義を超えて』(岩波現代文庫)、『「脱原発」成長論 新しい産業革命へ』(筑摩書房)、『原発は不良債権である』(岩波ブックレット)、『資本主義の克服 「共有論」で社会を変える』(集英社新書)、『儲かる農業論 エネルギー兼業農家のすすめ』(集英社新書)など多数。
■舩橋淳監督(夜の部)
1974年大阪生まれ。映像作家。東京大学教養学部表象文化論分科卒後、ニューヨークで映画制作を学ぶ。『フタバから遠く離れて』は世界40カ国で上映され、2012年キネマ旬報文化映画ベストテン第7位。最新作は「小津安二郎・没後50年隠された視線」。劇場用映画作品に『桜並木の満開の下に』(2013)、『フタバから遠く離れて(NUCLEAR NATION)』(2012)、『谷中暮色(Deep inthe Valley)』(2010)、『BIG RIVER』(2006)、『echoes』(2001)。著書に『フタバから遠く離れてII――原発事故の町からみた日本社会』(岩波書店)他。
【予約方法】各回定員100名
1.申込みフォーム
【昼の部】http://kokucheese.com/event/index/299301/
【夜の部】http://kokucheese.com/event/index/299302/
2.メール
・eigasai@jtgt.info
*件名を「フタバから遠く離れて2申込み」として
参加者氏名(複数お申し込みの場合は全員のお名前をお書きください)、
参加内容(昼の部・夜の部)を明記してください。
3.電話
・090-9492-0075(西川)、または、090-1265-0097(植松)
(ご注意)本メールへ返信されてもお申し込みとはなりません。どうぞご留意お願いいたします。
主催:月1原発映画の会 ※2015年4月から名称を変更しました
(地域から未来をつくる・ひがし広場内) http://www.jtgt.info/