福島双葉の方と埼玉の方がコラボしたお米を〈おちゃっぺ米〉と名づけて販売&完売しました! ―映画「フタバから遠く離れて」1日リレー上映会で復興支援米を販売―

~谷根千・駒込・光源寺隊、ふくしま・いわき・応援団活動レポート(報告:菊池京子)~

谷根千震災字報で報じられた「フタバから遠く離れて」のリレー上映で、谷中コミュニティセンター、千駄木記憶の蔵の2会場において〈おちゃっぺ米〉と名づけたお米を販売しました。
このお米は、映画で描かれた埼玉県騎西市の旧騎西高校避難所に福島県双葉町から避難して来られた方が、近隣の休耕田を借りて作ったお米です。
11月24日は、主催者から鑑賞予約者に〈おちゃっぺ米〉300g入りがプレゼントされました。これとは別に、谷根千・駒込・光源寺隊とふくしま・いわき・応援団としては販売コーナーで1kg入りを26袋販売。谷中会場で8袋、千駄木会場で18袋が売り切れました。
注文表も配り、その中で次のように書いて〈おちゃっぺ米〉をPR。作り手の方々の思いを少しでも伝えられるように、応援させていただきました。
この場を借りて、お米の生産者で今回の販売のきっかけとなった北原さんにお礼を申します。同時に、今回の計画と、今後も同様の機会があることを想定した準備にご協力いただいた、たくさんのボランティアの皆様にもお礼を申します。
以下、販売に至る経緯と当日の模様までを報告します。 続きを読む

2012年10月8日(月祝) いわき市植田駅前 震災復興祈念彫刻・除幕式

いわき市彫刻のある街づくり事業
いわき勿来ロータリークラブ創立50周年記念事業
北郷悟(きたごうさとる) 彫刻作品「いざなぎ いざなみ」除幕式

日時 平成24年10月8日(月、祝)午前11時30分~
場所 常磐線植田駅前広場(雨天決行)

◇設置場所:常磐線植田駅構内(いわき市植田町中央一丁目17-17)
◇設置作品:北郷悟「いざなぎ いざなみ」
高さ270cm(作品高200cm+台座高70cm)/ブロンズ
台座(高70cm、幅130cm、奥90cm)/御影石

☆パフォーマンス 12時ごろより
演奏:電気ピアノ 鈴木智子(すずきさとこ)いわき市好間町出身、いわき在住
   ソプラノ  二瓶舞子(にへいまいこ)福島高校ー東京芸大卒
   ダンス   熊谷乃理子(くまがいのりこ)好間町出身東京在住 、古林さくら(こばやしさくら)群馬桐生市出身
   衣裳製作  西脇久枝(にしわきひさえ) 三和町出身東京在住
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いわき市四倉・鬼越仮設住宅での<夏祭り応援・お手伝い>ご報告

 1泊2日で、夏祭りのお手伝いに北いわきに行ってきました。参加者は11名でした。
 8月4日は7時、光源寺を出発。初めていわきを訪問した方も数名いましたので、久之浜の港、光源寺隊が支援物資を入れている「きずな」の倉庫、復興商店街を訪ね、諏訪神社で奥様より久ノ浜の今後の復興計画を伺うことができました。
 海から50メートルの土地は土盛りして堤防公園にするとのこと。久之浜の海産物加工場はすべて廃業とのことでした。現在の市街地と商店街は消えます。

 午後、四倉の「鬼越仮設住宅(32世帯)」につき、みなさんに出迎えていただき、さっそくテント張り。駒込大観音のほおずき市でユニークなシートテントを提案してくださる岩本さんも駆けつけてくださり、お祭りの山車も完成して準備は整いました。仮設の方々から、「みな、働き慣れてるな~」とか「遠くからありがとう」の声をいただきました。

 5日の当日は、8時に仮設に行って調理の準備。焼きそば、かつおの炭火焼、焼き鳥、かき氷の4店舗が、フル回転で始動。11時の開催前に列ができ、「はやく~食べたい」の声
に押され気味でした。輪ができて盆踊り、ギターライブ。強い海風に負けず、小さな仮設の夏祭りは、2時半に終わりました。

 出かけたほうは一生懸命やって満足、参加した方々は手作りでできた自分たちの輪に満足。互いの間を取り持ってくださった草野君は、「雰囲気いいっすね~」。皆様のご支援をたくさんいただき、人の輪を作るお手伝いに出かけられました。四倉・鬼越仮設の班長さん、鈴木光子さんから、帰る間際、「ここの人間関係はやりやすくなります。ありがとう」との挨拶がありました。
  この支援の様子を小松崎栄一さんがYouTubeにアップしてくださいました。

 和やかで互いの感謝にあふれた、海辺の小さな夏祭りをご覧くださいますよう、お願いいたします。6月に光源寺隊が届けた飲料水は、この仮設の方々が初めてもらった支援物資とのことです。この先を見守って応援していきたいと思います。
 帰路、草野さんに壊滅状態の「豊間・薄磯地区」を案内していただきました。遠くから波がくだけて押し寄せる、少し怖い海でした。 
 
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TEL/FAX:03-3821-1188
〒113-0023 東京都文京区向丘2-38-22
駒込大観音 光源寺
島田 富士子
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【報告】2011年12/24~2012年4/26にお預かりした救援金カンパと支援支出+【お知らせ】

震災から14ヵ月にたちました。
東京新聞などを読むと被災地の状況や原発関連の記事が丁寧に取材されているように思いますが、報道全体を見渡すと、被災地の細かな様子に触れる機会が減っていることを感じます。
わたしたちは忘れることなく、細く長く必要する支援を続けていきたいと思います。

【報告1】2011年12/24~2012年4/26にお預かりした救援金カンパは 366,645円 です。
そのほか、要請のあった米・みかん・野菜・ジュースなどの食料もたくさんいただきました。

神田さん、渡辺さん、服部さん、陶山さん、岩崎さん、鹿川さん、滝田さん、金子さん、山崎さん、唐澤さん、松本さん、小林さん、田口さん、倉田さん、松尾さん、谷中草庵さん、下重さん、渡部さん、恩田さん、森田さん、菊池さん、内澤さん、二見さん、JAZZ喫茶映画館さん、佐藤さん・権藤さんの「音の寺子屋」、けんこう蔵部の「谷根千餅つき会」、菊池さん友人の森田さんが声かけをしてくださった「フクシマを忘れないための花見」の方々ほか、本当にありがとうございました。
毎月決めたカンパをくださる方もたくさんあり、頭が下がります。

【報告2】2011年12/24~2012年4/26の支援金支出は 249,996円です。
この支出の多くは、福島県いわき市四倉高校避難所でつながった方々にお渡ししています。

交流をつないでくださっているのは、若いお母さんたちのつくったチーム「きずな」で、仮設以外の場所に居を移した60所帯と繋がっています。自治体の用意した仮設住宅以外のための情報の不足、買い物の不自由があり、冬の間に体調を壊した方も多くあります。
3月5日に車2台で支援金と食料、物資を届けた折に、「いわきの方々の生活には深刻な停滞と原発への危機感がありました」という感想を、光源寺の島田冨士子さんが報告しています。
そのほか、菊地京子さんたちのいわき市での県民健康管理調査問診票の記入支援、ブリックワンの熊谷乃理子さんたちのコンサートなど、さまざま支援や、見聞してきた被災地の様子、谷根千地域に住む私たちの考えなどは、谷根千震災字報に随時掲載していきます。ぜひお読みいただき、ご意見もぜひお寄せください。https://311.yanesen.org/

【お知らせ1】月1回の原発映画+交流カフェが谷中で行われます。
これは「3.12を忘れない~映画で見る・知る・感じる原発~」と題して、「原発」都民投票/東京ひがし(原発稼動の是非を問う都民投票を実現するために集まった文京区・台東区・帰宅などの近隣有志の会)が主催しています。
5月12日(土)18:00~21:00 会場は「谷中の家」(台東区谷中3-17-11 西川宅 090-9492-0075)
詳細はこちらをご覧ください。http://www.yanesen.net/topics/detail.html?id=508

【お知らせ2】重複しますが、2011年の光源寺を中心とした支援活動を小松崎栄一さんが映像で報告してくれています。
まだご覧になっていない方はこちらで見ることができます。 https://311.yanesen.org/archives/823

2012年2月3日~6日 いわき市久之浜町での記録・記入支援活動の報告 / 菊池京子

去る2月3日~6日までの4日間、久ノ浜と平で、現地在住の方に、2011年3月から7月までの行動を記録するお手伝いと、それを元に県民健康管理調査問診票に記入するお手伝いをしてきました。
ご報告が遅くなりましたが、この活動とそれ以降、2月いっぱいの模様を記します。

3日 久之浜公民館 2名(60歳女性、60歳女性)
4日 久之浜浜風商工会  2名(50代女性、30代女性)
5日 久之浜公民館 0名
6日 平(いわき駅前)1名(40代女性)
合計5名様のお手伝いをさせていただきました。 続きを読む

3月11日に向けて、久之浜に献花を ~お花を集めます~

谷根千・駒込・光源寺隊が応援を続けてきた「北いわき再生発展プロジェクト」。
サイトでは、3月11日に久之浜を飾る献花を募集しています。
「北いわき再生発展プロジェクト」で検索していただければ、送り方、主催、送り先、お問い合わせ先が分かります。
以下は「北いわき再生発展プロジェクト」の若いボランティアたちの兄貴的存在ともいえる、通称金造さんからのメッセージです。
庭に咲いているお花、花屋さんから送るお花、久之浜に送りたいと思う方は、どうかご協力をお願いします。

☆☆
あの日から1年。
全国でも様々な追悼イベントなどが行われるようですが、
ここ久之浜・大久地区では、津波被害の大きい沿岸部を献花で飾ろうとしています。
それも、ただわたし達が買い集めて用意するお花ではなく、
久之浜を想って下さる皆さんのお気持ちを少しずつ集めて、
献花という形にできないかと考えています。
そこで、お花を集めています。
いわき市内外、全国にいる皆さんにご協力して頂けたら幸いです。
献花は3月11日、いわき市久之浜海岸にておこなわれます。
献花についての詳細、お花の送り方などは、メンバー金成のブログをご覧下さい。
Seiji Loves IWAKI
1本でも多くのお花で海岸を飾りたい。
一人でも多くの方の、暖かいお気持ちを届けたい。
皆さんのご協力を、どうぞよろしくお願いいたします。
☆☆

送り先 
〒979-0337 いわき市大久町小久字山口4-4
千日紅の会 代表 小島悦子

電話問い合わせ
阿部 恒代 090-5835-2151
鈴木 京子 080-6007-3370
小島 悦子 080-6057-1109

メール問い合わせ
hisanohama_sennichikou@yahoo.co.jp 担当:金造

(記事・菊池京子)

夏から秋、初冬にかけて、「谷根千・駒込・光源寺隊」並びに「文京・福島県健康調査記入支援グループ」として行った記入支援の全模様

報告【県民健康管理調査 基本調査問診票の記入支援】 ~夏から秋、初冬にかけて、「谷根千・駒込・光源寺隊」並びに「文京・福島県健康調査記入支援グループ」として行った記入支援の全模様~
(報告=谷根千・駒込・光源寺隊 菊池京子)

9月28日に谷根千震災字報において福島県の「県民健康管理調査基本調査問診票」の記入支援マニュアルの公開(公開窓口=文京区社会福祉協議会)をお知らせしましたが、このマニュアルとそれを使った記入支援に関して、夏にさかのぼって11月末までの活動の模様を、以下のとおりご報告します。
最新の情報は11月30日ですが、11月23日東京新聞朝刊の「問診票記入 お手伝い」という記事をご覧いただければ活動の要点がお分かりいただけます(パソコンでの検索=東京新聞 11月23日 県民健康管理調査)。
なお、問診票本体は福島県のHPで、文京での支援活動として公開しているマニュアルは、9月末から文京区社会福祉協議会のHPで、ご覧いただけます。
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【報告】活躍しています。役立っています。

1.「フック・ハンガー作戦」
9月からみなさまにお寄せいただいてきた、フックや物掛けハンガー、ツッパリ棒やツッパリ棚など、少しずつですが着実に役立っています(下の写真をごらんください)。 続きを読む