福島双葉の方と埼玉の方がコラボしたお米を〈おちゃっぺ米〉と名づけて販売&完売しました! ―映画「フタバから遠く離れて」1日リレー上映会で復興支援米を販売―

~谷根千・駒込・光源寺隊、ふくしま・いわき・応援団活動レポート(報告:菊池京子)~

谷根千震災字報で報じられた「フタバから遠く離れて」のリレー上映で、谷中コミュニティセンター、千駄木記憶の蔵の2会場において〈おちゃっぺ米〉と名づけたお米を販売しました。
このお米は、映画で描かれた埼玉県騎西市の旧騎西高校避難所に福島県双葉町から避難して来られた方が、近隣の休耕田を借りて作ったお米です。
11月24日は、主催者から鑑賞予約者に〈おちゃっぺ米〉300g入りがプレゼントされました。これとは別に、谷根千・駒込・光源寺隊とふくしま・いわき・応援団としては販売コーナーで1kg入りを26袋販売。谷中会場で8袋、千駄木会場で18袋が売り切れました。
注文表も配り、その中で次のように書いて〈おちゃっぺ米〉をPR。作り手の方々の思いを少しでも伝えられるように、応援させていただきました。
この場を借りて、お米の生産者で今回の販売のきっかけとなった北原さんにお礼を申します。同時に、今回の計画と、今後も同様の機会があることを想定した準備にご協力いただいた、たくさんのボランティアの皆様にもお礼を申します。
以下、販売に至る経緯と当日の模様までを報告します。 続きを読む

「フタバから遠く離れて」1日リレー上映会 〜あなたのとなりのフタバ〜

「フタバから遠く離れて」チラシ11月の月1原発映画祭(第7回)は、11月24日(土)に根津在住の舩橋淳監督をお招きして、新作「フタバから遠く離れて」を上映します。現在渋谷オーディトリウムで公開中(11/9まで)の話題作です。1日に3回、谷中(台東区)、千駄木、白山(文京区)と会場を替えてリレー上映しますので、ご都合に合わせてぜひご参加ください。

「フタバから遠く離れて」リレー上映チラシ(PDF)

故郷を遠く離れた土地で今も避難生活を送る、福島県双葉町民の日常に寄り添って撮影されたドキュメンタリー映画です。

東京電力福島第1原発事故後、双葉町は町全体が警戒区域となり、1423人が約250km離れた埼玉県加須市の旧騎西高校へ避難、地域社会丸ごとの移転という前代未聞の事態となりました。激変した環境のもと、双葉町の方々はどう感じ、どんなふうに過ごしてこられたのでしょうか?原発事故から1年半が過ぎて今なお100人以上が暮らす避難所、いつ帰れるとも知れない故郷…。これは、原発52基を抱える日本列島のどこでも起こりうる現実です。

*「フタバから遠く離れて」公式HP http://nuclearnation.jp/

今回リレー上映する3つの会場は、それぞれ地域で人と人のつながりがつくってきた場です。3会場とも舩橋監督のトークを予定しています。映画とお話をとおして、原発震災と隣り合わせで進行している今をみつめなおしてみませんか? 続きを読む

【募集】ミシン・アイロン・裁縫道具を四倉に運びます(1次募集締め切りは2012年10月23日)

支援でつながりのできた四倉の「鬼越し仮設住宅」に住む方々がブラウスなどの洋服を作って販売する計画があります。仮設には要塞のプロもおり、材料となる布については、現在いわきでは着物の処分を考えている方が多く、手に入ります。
そこで、こちらではミシン・アイロン・針箱などの裁縫道具を送ることになりました。家に不要のものがある方、新たに支援してくださる方は2012年10月23日(火)までに光源寺にお持ちください。よろしくお願いいたします。

TEL/FAX:03-3821-1188
〒113-0023 東京都文京区向丘2-38-22
駒込大観音 光源寺

10月25日に文京区の民生委員、社会福祉協議会、福祉課の方々が研修旅行でいわきに行かれます。引率は光源寺の島田冨士子さんで、つながりのできた四倉の仮設住宅、久ノ浜の諏訪神社でお話をうかがう予定だそうです。荷物はこの時に積んでもらいます。

また、10月20日(土)には久ノ浜で奉奠際花火大会が行われます。つながりのある北いわき再生発展プロジェクトチームも共催する催しです。詳しくはこちらをご覧ください。http://kitaiwaki.blog.fc2.com/blog-entry-37.html

2012年10月20日(土) 久之浜・大久復興祭 奉天祭花火大会

奉天祭花火大会震災にあった子ども達がこれからを語り誓いの花火を打ち上げ「奉納」する言霊、音霊のお祭り「奉天祭」(ほうてんさい)

日時:2012年10月20日(土)
12:00~ 久之浜・大久復興祭 音楽ライブ、フラダンスショー、子ども向けワークショップー浜で遊ぼうー、久之浜・大久懐かしの写真展、フリーマーケット、屋台
18:00~ 奉天祭花火大会

問い合わせ:久之浜・大久復興祭実行委員会事務局(いわき市久之浜・大久支所内)
電話:080-5949-8607
Mail:info@kitaiwaki.jp

主催:久之浜・大久復興祭実行委員会
共催:久之浜・大久地区復興大作協議会/北いわき再生発展プロジェクトチーム
後援:いわき市

◎アクセス
・車:常磐自動車道いわき四倉I.Cから15分
*駐車場:久之浜第一小学校、久之浜中学校
*交通規制:花火大会を開催する10/20は、会場周辺が車両通行止めを含む、交通規制が行われますのでご注意ください。

<<1口1万のご協賛のお願い>>
東日本大震災および福島第一原子力発電所の事故によって重大被害を受けたいわき市久之浜・大久地区ですが、一年以 上にわたる全国各地の人々のご協力により新たなスタートを歩み始めました。津波被害によるガレキ処理は一先ず終了 し、現在は災害危険区域の指定ならびに再開発案の策定や、放射能災害に対する取り組みとして、住民主導による空間 や土壌の線量測定や除染研究などにも取り組んでおります。しかしながら、震災の爪痕は深く、住人が暮らしやすい「安 心・安全」のまちづくりなど、地域として多くの課題もございます。 本花火大会におきましては、昨年、震災で亡くなられた方への鎮魂の想いと、地域復興の願いを込め、地元の若者が中 心に実施致しました。今年におきましても、鎮魂の想い、大久・久之浜地区における地域の復興の狼煙、また、久之浜 を支え、支援して下さった方々への感謝の意を込めて開催をすすめております。

つきましては、本花火大会の活動の意義にご賛同くださる方で「ボランティア活動する時間的余裕はないが被災地へ 何かできることがないだろうか?」と日頃思ってくださる方、ぜひご協賛の援助をお願い致します。

ご協賛頂きました資金につきましては、本花火大会の運営資金に充てさせていただきます。このイベントを契機に、 久之浜・大久地区の復興そして地域再生への機運がさらに高まるとともに、ご支援の輪がさらに広がり末永く続いてい くことを心より願っております。皆様のご理解、ご協力のほど、謹んでお願い申し上げます。

振込先 みずほ銀行 いわき支店
口座番号 普通1193572
口座名義 キタイワキサイセイハッテンプロジェクトチーム

2012年10月8日(月祝) いわき市植田駅前 震災復興祈念彫刻・除幕式

いわき市彫刻のある街づくり事業
いわき勿来ロータリークラブ創立50周年記念事業
北郷悟(きたごうさとる) 彫刻作品「いざなぎ いざなみ」除幕式

日時 平成24年10月8日(月、祝)午前11時30分~
場所 常磐線植田駅前広場(雨天決行)

◇設置場所:常磐線植田駅構内(いわき市植田町中央一丁目17-17)
◇設置作品:北郷悟「いざなぎ いざなみ」
高さ270cm(作品高200cm+台座高70cm)/ブロンズ
台座(高70cm、幅130cm、奥90cm)/御影石

☆パフォーマンス 12時ごろより
演奏:電気ピアノ 鈴木智子(すずきさとこ)いわき市好間町出身、いわき在住
   ソプラノ  二瓶舞子(にへいまいこ)福島高校ー東京芸大卒
   ダンス   熊谷乃理子(くまがいのりこ)好間町出身東京在住 、古林さくら(こばやしさくら)群馬桐生市出身
   衣裳製作  西脇久枝(にしわきひさえ) 三和町出身東京在住
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第6回《月1(つきいち)原発映画祭+交流カフェ》3.12を忘れない~映画でみる・知る・感じる原発~

前回の昼の部開催好評につき、今回も昼・夜2本立てです。テーマは「原発のない未来を実感する!」

2012年10月6日(土)
【昼の部】14:00~16:00(開場13:30)
14:00~「シェーナウの想い」上映

ドイツ南西部、黒い森の中にある小さなまちシェーナウ市の住民グループが、チェルノブイリ原発事故をきっかけに、原発に一切頼らない自然エネルギーの電力会社を自分たちで作ろうと決意。
子どもたちの未来を守るため、数々の問題を乗り越え、2度の住民投票を勝ち取って
「市民の市民による市民のための」電力供給会社を誕生させるまでのプロセスを綴った感動のドキュメンタリー。(60分)
http://www.geocities.jp/naturalenergysociety/index.html
※7月の第3回原発映画祭のアンコール上映です。見逃した方もぜひどうぞ!

15:00~交流カフェ

参加費:300円
(交流カフェ参加の方は茶菓代として別途100円お願いします)/中学生以下無料
*お子さんが遊べるスペースも少しあります。ただし保育はありません。
【夜の部】17:30~20:30(開場17:00)
17:30~DVD「未来への決断~ノーモア原発」より
「Part3エネルギーの未来を創る挑戦~原発がなくても困らない」上映

自然エネルギー160%自給を実行している岩手県葛巻町、初めて住民投票で原発建設を止めた新潟県巻町、市民ファンドで作られる小水力発電、自然エネルギーの可能性、過渡的に活用できる石炭や天然ガスなど、原発ゼロへの様々な取り組みを紹介。(17分)
http://www.ndn-news.co.jp/miraihenoketsudan/index.html

18:00~アンドレアさんのドイツ視察報告「ドイツの新エネルギー事情と環境建築」

現在、南ドイツを視察ツアー中の彦根アンドレアさん
(第3回原発映画祭ゲスト/環境建築家)による帰国早々のホットな報告会。
シェーナウをはじめとする原発に頼らないエネルギー自立型の町づくりや高性能な省エネ住宅=パッシブハウスなど、
ドイツの暮らしにおけるエネルギーシフトの取り組み状況と環境建築の実際を映像を交えてうかがう予定です。

19:00~ 交流カフェ

参加費:300円
(交流カフェ参加の方は飲食代として別途300~500円のカンパをお願いします)

会場:谷中の家(台東区谷中3-17-11)
メトロ千代田線千駄木・JR日暮里・JR西日暮里下車徒歩7分。
よみせ通り、延命地蔵を東へ入る、2筋目を南へ入って東側。
定員:昼/夜とも各30人(要予約)
申込み方法:以下のいずれかの方法で必ず予約をしてください。
・HPのフォームから
【昼の部】http://kokucheese.com/event/index/53018/
【夜の部】http://kokucheese.com/event/index/53023/
・電話 090-1265-0097(植松)、
・メール uematsu@kkd.biglobe.ne.jp
(件名を「月1原発映画祭申込み」としてください)

※キャンセルされる場合はご連絡をお願いいたします。
主催:地域から未来をつくる・ひがし広場 http://www.jtgt.info/

☆☆予告☆☆
11月は拡大企画として「フタバから遠く離れて」(舩橋淳監督)を上映します。
http://nuclearnation.jp/jp/
日程と会場が通常とは変更になりますのでご留意ください。詳細は追ってお知らせします。

第5回《月1(つきいち)原発映画祭+交流カフェ》 3.12を忘れない~映画で見る・知る・感じる原発~

9月1日(土)、鎌仲ひとみ監督の『内部被ばくを生き抜く』を上映します。
お子さん連れのお母さん方に気軽に観ていただけるよう、今回は【昼の部】を追加しました(15:00~映画上映のみ)。
【夜の部】では映画上映後に交流カフェがあります。
福島第1原発事故以降、生活者目線で語る「おそれて、こわがらず」を発信しつづけておられる権上かおるさんをゲスト・コメンテーターに迎え、日々の暮らしの中での放射能汚染への疑問や不安なども含めて語り合いたいと思います。

■『内部被ばくを生き抜く』
放射性物質を呼吸や食べものを通じて体内に取り込んでしまう内部被ばくの影響について、肥田舜太郎、鎌田實、児玉龍彦、スモルニコワ・バレンチナの4医師が経験と研究に基づいて語ったドキュメンタリー。福島県二本松市で暮らし続けることを決めた一家の映像をはさみ、誰もが避けて通れなくなった内部被ばくの時代を生き抜く方法を探る。
http://www.naibuhibaku-ikinuku.com/

【昼の部】14:30開場 15:00~16:30映画上映
参加費:600円(中学生以下無料)
お子さんが遊べるスペースも少しあります。ただし保育はありません。

【夜の部】17:00開場 17:30~19:00 映画上映
19:10~20:30 交流カフェ
参加費:600円(交流カフェ参加の方は飲食代として別途300~500円のカンパをお願いします。昼の部+交流カフェ参加もOKです)

会場:谷中の家(台東区谷中3-17-11)
 メトロ千代田線千駄木・JR日暮里・JR西日暮里下車徒歩7分。
 よみせ通り、延命地蔵を東へ入る、2筋目を南へ入って東側。
定員:昼/夜とも各30人(要予約)
申込み方法:以下のいずれかの方法で必ず予約をしてください。
・HPのフォームから
 【昼の部】http://kokucheese.com/event/index/49035/
 【夜の部】http://kokucheese.com/event/index/49036/
・電話 090-1265-0097(植松)、
・メール uematsu@kkd.biglobe.ne.jp (件名を「月1原発映画祭申込み」としてください)

※キャンセルされる場合はご連絡をお願いいたします。

主催:地域から未来をつくる・ひがし広場 http://www.jtgt.info/

ふくしまを感じて考えるスタディーツアー スタ☆ふく

「ふくしまを感じて考えるスタディーツアー スタ☆ふく」
HP http://watalucky.com/jasp/tour/

本スタディーツアーを企画するJASP福島はJASPの福島支部です。

JASPは2012年3月、福島大学の学生が中心となって結成された学生団体です。「福島を風化させたくない」「福島に関心を持ってほしい、知ってほしい」という想いで全国の学生とともに「日本一周たすきリレーと「復興・鎮魂イベント」を行いました。3.11には全国から150人近くの学生と、約13千人の観客を動員しました。

福島を感じて考えるスタディーツアー「スタ☆ふく」は、テーマと場所の異なる3つのツアーに分かれています。

【水産・漁業】(いわき市) ・8月18‐19日(7月27日7月31日17時募集〆切) 
【観光】(喜多方市)・・・・9月1‐2日(8月10日募集〆切)
【農業】(二本松市)・・・・9月8‐9日(8月17日募集〆切)

いずれも1泊2日のツアーです。最少催行人数30名、募集人数各35名です。

対象は県内外問わず18歳以上の学生・社会人です。
福島に少しでも関心を寄せる若者ならどなたでも参加OKです。

各ツアーとも地元の方々との交流を大切にし、その地域の現状がわかるようなプログラムになっています。
最後にはワークショップの時間を長めに設け、現地の一助となるようなアイデアの創出を試みます。

旅行企画・実施:福島交通観光(株)
共同企画:JASP福島

お申し込み・お問い合わせ:福島交通観光
http://www.fkk21.com/vw/d.php?id=1765(オンライン、メール、電話)
電話:024-531-8950
【営業時間(年末年始を除く)】月~金曜日:9:00~17:40 土曜日:9:00~17:25