2015/9/13 第40回月1原発映画祭『いわきノート』上映のご案内

次回の月1原発映画祭/交流カフェは9月13日(日)、『いわきノート』を上映します。

この映画は、筑波大学の学生たちが福島県いわき市を取材して住民たちの本音を引き出したドキュメンタリーです。
いわき市では、東日本大震災で460名の方が亡くなられました。

福島第1原発周辺町村よりは相対的に放射線量が低く、原発事故による避難者約2万4000人を受け入れている一方、市外へ避難した市民は約4000人。

それぞれの事情を抱えながらいわきに暮らす人びとの存在が、言葉と映像を通して身近になることと思います。

そして取材にあたった学生たちは何を感じ、何に悩み、どんな思いを抱いたか? ぜひ聴いてみたいですね。

ということで、当日は共同監督を務めた11人の中から有馬俊さん(現在、慶応大学大学院1年)と太智花 美咲さん(同、筑波大学4年)にお話をうかがいます。

前回の『フタバから遠く離れて 第二部』上映では皆さまのご参加、ご協力ありがとうございました。

おかげさまで150人以上の方々にご覧いただくことができましたが、その折に質疑応答や交流の時間がほしいという声が少なからずありました。

そこで今回はいつもの「谷中の家」に会場を戻して、おおいに語り合いたいと思います。

定員に限りがありますので、どうぞお早めにご予約ください。ご参加お待ちしています。

いわきノートチラシ(PDF)
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第37回月1原発映画祭/交流カフェ 「福島 六ヶ所 未来への伝言」上映+島田恵監督トーク

映画『福島 六ヶ所 未来への伝言』は、原発事故災害に見舞われた福島と核燃料 サイクル施設のある六ヶ所村を、いわば原発社会の「入り口」と「出口」とし て、2つの地域でさまざまな状況に悩み苦しむ人たちの姿を描き出したドキュメ ンタリー。原発と共存することの厳しさ、命の大切さを問います。
監督の島田恵さんはもともと写真家で、チェルノブイリ事故のあと、核燃施設立 地をめぐって大揺れの六ヶ所村に入り、村で起こったことをつぶさにみながら長 年写真を撮り続けてこられました。核燃施設に対する抵抗の歴史を映画として記 録に残そうと、撮影を開始されたのが2011年2月、その矢先の東日本大震災でした。
島田恵さんは12年間六ヶ所村に暮らした経験もあり、その関わりの中で培われた 視点での貴重なお話を上映後のトークでたっぷりうかがいたいと思います。
ぜひお誘い合わせのうえお越しください。

今回の上映会場はいつもの谷中の家ではなく、この4月に新装オープンした谷中 防災コミュニティセンターです。ゆったりしたスペースでご覧いただけることと 思います。
終了後はお散歩がてら(徒歩10分弱)谷中の家へ移動していただいて、
交流カフェとなります。
ご参加をお待ちしています。

5月9日(土)13:00開場 13:30 開会
■プログラム
13:30~15:20 『福島 六ヶ所 未来への伝言』上映
15:20~15:30 休憩
15:30~16:30 島田恵監督トーク
(谷中の家へ移動)
17:00~18:30 交流カフェ

■映画『福島 六ヶ所 未来への伝言』
福島第1原発から5キロ圏内に住み東京へ避難した家族、郡山市で14代続く農
家、東京で暮らす六ヶ所村出身の女性、六ヶ所村で漁業を生業とする一家など、
放射能に翻弄(ほんろう)され、苦しめられる人びとの切実な姿をとらえたド
キュメンタリー。原発事故が起きた福島、核燃サイクル事業が進む青森県六ケ所
村という原子力施設を抱える地域で暮らす人々を見つめ、彼らの生活と苦悩を通
して、放射能という負の遺産を増やし続けることの責任を問う。
公式サイト http://rokkashomirai.com/
(監督・島田恵/音楽・加藤登紀子/105分/2013年2月公開)

■監督プロフィール
島田 恵(しまだ けい)
1959年東京生まれ。写真雑誌社、スタジオ写真などを経てフリーの写真家に。
1986年のチェルノブイリ原発事故後初めて六ヶ所村を訪れ、核燃問題で揺れる村
に衝撃を受け、取材を始める。1990年から2002年までは六ヶ所村に在住。
あらたに映像分野で核燃問題を伝えようと、2011年から映画制作に乗り出す。
第7回平和・共同ジャーナリスト基金賞受賞。著書に「いのちと核燃と六ヶ所
村」(八月書館)、写真集「六ヶ所村 核燃基地のある村と人々」(高文研)。
監督第2作として『チャルカ~未来を紡ぐ糸車』を制作中。

■【第1部 上映とトーク】
・参加費:資料代として300円+カンパ500円~をお願いします。
・定員:50名(要予約)
・会場:谷中防災コミュニティセンター1F集会室
 (東京都台東区谷中5-6-5)
  JR日暮里駅 徒歩8分、東京メトロ(千代田線)千駄木駅 徒歩6分
  https://www.city.taito.lg.jp/index/shisetsu/kuminkan/01575392.html

■【第2部 交流カフェ】
・参加費:500円(1ドリンク+軽食付き)
・定員:20名(要予約、第1部に参加の方を優先します)
・会場:谷中の家
 (東京都台東区谷中3-17-11)
  メトロ千代田線千駄木・JR日暮里・JR西日暮里下車徒歩7分。
  よみせ通り、延命地蔵を東へ入る、2筋目を南へ入って東側。
  築54年の木造耐震補強民家。目印は格子戸。

■予約方法
1.申込みフォーム(第1部・第2部は別々のお申し込みが必要です)
【第1部 上映+トーク】http://kokucheese.com/event/index/286104/
【第2部 交流カフェ】http://kokucheese.com/event/index/286105/

2.メール
eigasai@jtgt.info 
*件名を「月1原発映画祭申込み」として
参加者氏名(複数お申し込みの場合は全員の氏名)、参加内容(第1部・第2部) を明記してください。

3.電話 
・090-1265-0097(植松)、または090-9492-0075(西川)

*キャンセルされる場合は必ず事前にご連絡ください。

■主催:月1原発映画の会
(地域から未来をつくる・ひがし広場内)
*今回より主催者名称を変更しました。

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次回予告
6月13日(土)
「フタバから遠く離れて 第二章」上映
ゲスト:金子勝さん(経済学者)、舩橋淳監督
乞うご期待!
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2015年3月7日(土) 第35回月1原発映画祭のご案内

東日本大震災・東電福島第1原発事故から4年、「私の3.11」をテーマに石本恵美監督のセルフドキュメンタリー作品、「原発附和雷同 ~東京に暮らす私の3.11~」を上映します。

ゲストに石本監督のほか、映画に登場する福島県須賀川市在住の長井公一・みさ子夫妻を迎え、ご自身の思いと共に須賀川の農家の方々、仮設住宅住まいの避難者はじめ身近な方々の声を伝えていただきます。長井公一さんは生業訴訟の原告団の1人でもあります。

映画とお話を呼び水にして、交流カフェでは、参加者のみなさんそれぞれの「私の3.11」「私と原発」をシェアしながら、これからのことを考え語り合う場としたいと思います。

ご参加お待ちしています。

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第35回月1原発映画祭/交流カフェ
「原発附和雷同 ~東京に暮らす私の3.11~」上映
ゲスト=石本恵美監督+長井公一・みさ子夫妻
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■日時:3月7日(土)13:30開場 14:00開会

【第1部 上映とトーク】
14:00~14:30 「原発附和雷同」上映
14:30~15:30 長井公一・みさ子夫妻のお話、司会/石本恵美  
■参加費:1000円
■定員:30名(要予約)

【第2部 交流カフェ】
15:45~17:00 ゲストを囲んで交流
■参加費:500円(ワンドリンク+軽食付き)
■定員:20名(要予約)
*交流カフェは上映とトークに参加される方が優先となります。

【上映作品】「原発附和雷同 ~東京に暮らす私の3.11~」
あらすじ:2011年3月11日の直後、私は「ゆれて」いた。 続きを読む

2014年11月1日(土) 第31回月1原発映画祭「祝の島」上映会のご案内 ゲスト=纐纈あや監督・山秋真さん

次回の月1原発映画祭は11月1日(土)、「祝の島(ほうりのしま)」を上映します。
これまでに原発建設計画が浮上しながら、地元の反対で結局つくらせなかったという地点が全国に34か所あるそうです。
映画の舞台、祝島(いわいしま)では、わずか4キロ先の対岸に上関原発計画が持ち上がり、以来32年間、島の人々がねばり強く反対を続けています。
その様子を島の暮らしと共に描いた「祝の島」の上映と併せて、ゲストに監督の纐纈(はなぶさ)あやさんと、ノンフィクションライターの山秋真さんを迎えて映画の背景や最近の状況をうかがいます。
311以降も揺れ動いている上関原発計画、35番目の白紙撤回になるでしょうか・・・?
ご参加お待ちしています!

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2014年11月1日(土)
第31回月1原発映画祭「祝の島」上映会のご案内
ゲスト=纐纈あや監督・山秋真さん
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■日時
11月1日(土)
【昼の部】13:00~15:20 (12:30開場)
【夜の部】16:30~19:00 (16:00開場)
【交流カフェ】19:15~20:15

■映画「祝の島(ほうりのしま)~1000年先にいのちはつづく」
瀬戸内海に浮かぶ小さな島、山口県の祝島の対岸4キロのところに、中国電力上関原発の建設計画が持ち上がったのは1982年のこと、以来ずっと祝島の人々は、建設と運転への同意を条件とする漁業補償金の受け取りを拒否してきた。豊かな海の恵みを分かち合い、助け合いながら暮らしている島の日常と、その中で28年にわたって原発建設計画に反対しつづけてきた人々を描いたドキュメンタリー。
効率と利益を追い求める社会が生み出した原発。
大きな時間の流れと共にある島の生活。
1000年先の未来が今の暮らしの続きにあると思うとき、私たちは何を選ぶのか。
いのちをつなぐ暮らし。祝島にはそのヒントがたくさん詰まっている。
(監督 纐纈あや/2010年/日本/105分 http://www.hourinoshima.com/)

■ゲスト・プロフィール
纐纈あや(はなぶさ あや):自由学園卒業。写真家・映画監督の本橋成一氏のもとで映画製作、宣伝、配給に携わる。映画『ナミイと唄えば』(2006年)のプロデューサーを経て、本作品が初監督。その後『ある精肉店のはなし』を監督(2013年)。

山秋真(やまあき しん):原発計画にゆれた石川県珠洲(すず)市と関連裁判へ通い『ためされた地方自治-原発の代理戦争にゆれた能登半島・珠洲市民の13年』(桂書房)で、松井やよりジャーナリスト賞(2008年)、平和・協同ジャーナリスト基金荒井なみ子賞(2007年)受賞。2010年9月から1年は瀬戸内海の祝島に延べ190日以上滞在し、その後も祝島へ通って『原発をつくらせない人びと-祝島から未来へ』(岩波新書)を上梓。ブログ「湘南ゆるガシ日和」更新中。

【昼の部】12:30開場
13:00~14:45 「祝の島」上映
14:50~15:20 纐纈あや監督のお話
■参加費:1000円(定員30名)

【夜の部】16:00開場
16:30~18:15 「祝の島」上映
18:20~19:00 纐纈あや監督・山秋真さんのお話
■参加費:1000円(定員30名)

【交流カフェ】
19:15~20:15 纐纈あや監督・山秋真さんを囲んで
■参加費:500円(軽食・ワンドリンク付き)(定員20名)
  ※昼または夜の部に参加の方を優先します。

■会場:谷中の家(東京都台東区谷中3-17-11)
メトロ千代田線千駄木・JR日暮里・JR西日暮里下車徒歩7分。
よみせ通り、延命地蔵を東へ入る、2筋目を南へ入って東側。
築54年の木造耐震補強民家。目印は格子戸。

■予約方法:以下いずれかの方法で予約してください。
1.申込みフォーム
【昼の部】http://kokucheese.com/event/index/225431/
【夜の部】http://kokucheese.com/event/index/225432/
【交流カフェ】http://kokucheese.com/event/index/225433/

2.メール eigasai@jtgt.info
*件名を「月1原発映画祭申込み」として参加者氏名(複数お申し込みの場合は全員のお名前をお書きください)、参加内容(昼の部、夜の部、交流カフェ)を明記してください。

3.電話 090-1265-0097(植松)

*キャンセルされる場合は必ず事前にご連絡ください。

■ 主催:地域から未来をつくる・ひがし広場
http://www.jtgt.info/

2014年8月2日(土) 第28回月1原発映画祭のご案内

次回の月1原発映画祭は8/2(土)、インドの原発をとりあげます。

原発の輸入促進をはかるインドと原発を輸出する気満々の安倍首相。この夏、インドの新首相訪日の可能性も報じられ、日印原子力協定締結に向けた動きが強まっています。そんななか、「世界一危ない」ともいわれるインドのタラプール原発(1964年建設)と周辺に暮らす人々を短編映画「ハイ・パワー」にまとめた、プラディープ・インドゥルカー監督が来日しています。
上映&来日ツアーをコーディネイトしている萩谷海さんから声がかかり、谷中の家にもお呼びすることになりました。
この機会にぜひ、映画をみて直接インドの原発事情をきき、語り合いましょう。

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第28回月1原発映画祭/交流カフェ
インドの原発をめぐって「ハイ・パワー:大いなる力」上映+インドゥルカー監督トーク
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日時:8月2日(土)17:00~(開場16:30)

チラシ:http://www.jtgt.info/sites/default/files/2014-07-19-1.pdf

■映画「ハイパワー:大いなる力」について
1964年建設のタラプール原子力発電所は、インドで最も古い原発。
当時は熱狂的に迎えられ、地元の人々はその発電所を「ハイ・パワー」(大いなる力)と呼んだ。しかし原発周辺の住民は貧困や病に苦しみ、約束されたはずの夢とはかけ離れた苦境の中で生きている。
インドが国策として進めてきた原子力発電所とは何だったのか?都市に住む人間として葛藤する主人公の目を通して、タラプールに起こった出来事を描き出す。(2013年/インド/27分)
http://badseaweed.wordpress.com/2014_highpower_japan/
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2014年7月13日 おそれて、こわがらず / 権上かおる

みなさま
権上です。

●2014.7.4 南相馬市の防災集団移転用地の発掘調査説明会がありました。
「避難者のための住宅建設に着手したら、遺跡を発見」と、ここまではよくあるお話ですが、「この遺跡が貞観地震で被災した人たちの仮設住宅の可能性がある」ということで、地元の大きな話題を呼んだそうです。
平安時代も平成の世も人間はそれほど変わらないと言えるのでしょうか?
http://www.culture.fks.ed.jp/iseki/A04/f14.html

「貞観地震(じょうがんじしん)は、平安時代前期の貞観11年5月26日(ユリウス暦869年7月9日)に、日本の陸奥国東方沖(日本海溝付近)の海底を震源域として発生したと推定されている巨大地震。地震の規模は少なくともマグニチュード8.3以上であったとされる。地震に伴って発生した津波による被害も甚大であった」そうです。この地震を東電は知っていたとか知らないといったとかで事故後話題になった今回と同規模の地震です。

●福一事故の取材を精力的にされているまさのあつこさんからの紹介です。
多くの方に読んでいただきたいとのメッセージつきです。

暑い夏がやってきた!だが、
東電は原発再稼働なしで、関電・九電に売るほどの電力がある(上)
http://bylines.news.yahoo.co.jp/masanoatsuko/20140712-00037340/

東電は原発再稼働なしで、関電・九電に売るほどの電力がある(下)
http://bylines.news.yahoo.co.jp/masanoatsuko/20140713-00037343/

●家畜と農地の管理研究会2014年公開シンポジウム
– 農家と研究者たちの挑戦から?えてきた未来-
福島第?原発事故
帰還困難区域で?きる?が教えてくれるもの
http://liffn.jp/topics/20140623_press_release.pdf

私は行かれないのですが、どなたか行かれれば、お話聞かせてください。

(以上)

「除染情報手渡しの会」を開催 ~福島では今、何が起こっているの? 現地のリアルな除染情報に触れました~

IMG_49746月7日10時30分から、谷根千・駒込・光源寺隊が主催して「除染情報手渡しの会」を開きました。会場は光源寺の蓮華堂、文京区社会福祉協議会と〈谷中の家〉の協力を得て、3名の参加者とスタッフ2名の計5名が、権上かおるさん(環境カウンセラー・NGO酸性雨調査研究会)のお話を聞きました。
開催当日は、交通機関に支障が出ることも予想されるほどの激しい雨だったため参加できなかった方もいましたが、〈手渡しの会〉のネーミングのとおり、聞き手が話し手とごく近く接することができる会となり、予定を30分超えた12時半近くまで、熱心な質疑応答の時間も持てました。福島の除染情報手渡し会レジメ 続きを読む