8月27日 おそれて、こわがらず / 権上かおる

みなさま
権上です

・以下の2本が放映されます。
なかでも「アメリカから見た・・」は、最初の放送で事実誤認部分があったようで、訂正したものの再放送になるそうです。
2011年8月28日(日)夜10時から
・ネットワークでつくる放射能汚染地図3
・子どもたちを被ばくから守るために
2011年9月4日(日)再放送
・午前0時20分~(土曜深夜)アメリカから見た福島原発事故
http://www.nhk.or.jp/etv21c/file/2011/0814.html

・文部科学省 の委託事業として、公益財団法人原子力安全研究協会が内部被ばく医療研修のHPが開設されています。
除染でこれからよく耳にすることになるプルシャンブルーやキレート剤の原理などの解説もあります。必要な時に参考になると思います。 http://www.remnet.jp/

以上

駒込谷根千光源寺隊 第10便 いわき応援隊「花火の前夜」 / 菊池京子

8月23日谷根千・駒込・光源寺隊第10便は、光源寺さんの車で小松崎栄一さんの運転、同乗菊池京子で行ってまいりました。出発は7時半。この日の目的は、

  • 27日(土)に久ノ浜で催される奉奠(ほうてん)花火大会の準備の模様と情報収集
  • 6月30日に閉鎖になった四倉避難所から仮設住宅やご自宅に戻られた方々のうち「ふくしま・いわき・応援団」の「つながるハガキ」で現住所をお知らせくださった方々が、その後どうされているか、お訪ねしてこよう

の2点です。以下、この日の活動をご報告します。
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[募集]8月29日(月)光源寺境内の「東日本大震災チャリティー盆踊り」の売り子募集

8月28日(日)、8月29日(月)の日、 駒込大観音の境内で4町会合同「東日本大震災チャリティー盆踊り」があります。8月29日のビール、綿あめの売り子が4名足りません。
どうぞ、支援の皆さんでふるって、お願いします。(28日は人手は足りています)
ご連絡を光源寺にお願いいたします。TEL/FAX:03-3821-1188

4町会主催ですが、光源寺隊も、焼き鳥、綿あめ、ビールを出店します。町会の利益も含めて、光源寺隊の支援活動にいただくことになっています。お天気は晴れそうです。

[お知らせ]
8月23日の昨日、光源寺隊第10便が福島県いわき市の久が浜と四ツ倉周辺に出ました。運転は小松崎栄一さん、同乗は菊池京子さんです。

小松崎さんにお願いして、ユーチューブで、現在の浜の状況を定点観察して届けています。ボランティアに行ってくださる方を増やすのが一つの目的です。皆様の支援金を使わせていただいています。e-komatuszakiでご覧いただけます。ネームもこれから補足し、充実させていきます。

また、菊地京子さんは、避難所で繋がった方々の現在の生活状況を6~7軒訪問できました。また、いろいろな方のご縁で、先日、この生活困窮の方々に、岐阜の農家の方の提供による野菜、いわき市中央台のご提供による日用品などを繋げさせていただきました。これら詳細は、まとめて後日お知らせします。

8月27日(土)にも、久が浜の再興への花火大会のため、光源寺隊11便がでかけます。現地に出かけられない方の思いもいっぱい乗せて支援にでかけます。

駒込大観音 光源寺 島田富士子

いわきの避難所が閉鎖されました。 / 池本英子

今日、8月20日で、勿来市民館が閉鎖されていわき市の第一次避難所は全て閉鎖されました。

3月12日には、市内127箇所の避難所に19,813人の方が避難していました。

避難所を出られた方々の行き先は様々です。
いわきを離れた方々、仮設に移られた方々、住宅に戻られた方々、借上げ住宅、公営住宅等です。
どこも手狭な住居です。
これからの生活も地震が続く中での経済状態、様々な不安があります。
末永く細く、長い支援を続けて行きましょう。

池本英子

8月3日第二回3.11と防災コミュニティを語り合う集い報告

8月3日の第二回「3.11と防災コミュニティを語り合う集い」は、70人以上の参加があり、活発な意見交換がなされました。

講師の薩田英男さんからは、地域の歴史や地形などを熟知することが安心安全につながる。自然を味方にする施設づくりをしようとの提言がありました。

また、防災というと、道路拡幅や木造禁止、中高層鉄筋コンクリート化がイメージされがちですが、もう一人の講師、益田兼房さんからは、古いまちや家を災害から守ることが、文化財保護になるというお話と、谷根千は、東京を代表する歴史的まちなみだとの力強い発言がありました。

また、会場からは、谷中コミュニティセンター建て替えについてもっと知りたい、情報が足りないとの意見が多く出され、次回開催への期待が高まったところで幕を閉じました。

また次回ご案内をさしあげます。ワークショップにも是非ご参加ください。

谷中防災コミュニティを考える有志の会(西川)

2011年8月20日(土) 谷中の防災 学習会&ワークショップ ~これだけは知っておきたい、谷根千の災害対策~

<参加無料/限定30名 先着順>
谷中の防災 学習会&ワークショップ
~これだけは知っておきたい、谷根千の災害対策~

知って納得! 作業で体感! あなたも防災計画が立てられる!!

前首都大学東京/都市プランナー吉川仁さんによる勉強会&ワークショップを開催します。
東日本大震災を受けて、谷中+谷根千の防災対策と防災時の対応活動を考えてみよう!というのが開催目的。
当日は、「公助」の学習をベースに、「共助」の重要性とこの地域でのあり方を参加者同士で話し合しあう予定です。

このまちに長く住んでいきたい!これからの谷根千が気になる、私も考えたい!というやる気のある方のご参加、お待ちしています。 続きを読む

8月17日 おそれて、こわがらず / 権上かおる

皆さま
権上です

添付(放射線に立ち向かって生きていくために(8.12) PDF)は、これまでのの改訂版です。近頃、国、東電関係がさかんに「放射線につきあって・」を使うので、タイトルと内容も若干情勢にあわせて変えています。
HPなどへアップされている方は変更いただければ幸いです。

1)コメの早場米結果
千葉、静岡の検査結果が不検出でホッとされている方も多いと思います。
浅見輝男「福島原発第事故ー土壌・農作物の放射性核種汚染」の編集の経験と土壌肥料学会の公開シンポジウムに参加した経験から、以下を感じていました。
1. チェルノブイリ事故は4月下旬、福島は3月中旬、この一か月、早い差によりどれだけ救われた部分があるか。農作物は花が咲いたり芽が出るとき高濃度が与えられると吸収量は格段に大きくなるものがあるため
2. 爆発規模の高さについては、チェルノブイリより福島が低い。これにより、山で汚染物質が止まった部分は大きい
3. 2からの不安材料としては、原発側への山肌の樹木の葉への吸着量はかなりな量である。二次汚染源にならないような手当てが必要。堆肥が心配なのは当然ですね。

2)元祖原子力ムラのコメの世界
かつて、ぜんそく患者さんの自動車メーカーも含んだ大気汚染公害裁判の支援の際、
産業の米、自動車の世論を作るのは難しいと思いましたが、コメはこの比ではないことを実感しています(WHOがコメのカドミウム規制値を1ppmから0.2ppmにしようとした時の日本政府の挙動はまさに元祖原子力ムラでした(現行規制値は0.4ppm)。
今回の放射性核種汚染もしっかりと見据えていかないといけないと思っています。

直接コメの世界の動きではないですが、言論規制の動きが活発です。
資源エネルギー庁の「不正確情報対応」事業の適正化を求める会長声明
東京弁護士会 2011年07月26日
http://www.toben.or.jp/message/seimei/post-253.html

平成23年度原子力安全規制情報広聴・広報事業(不正確情報対応)
経産省資源エネルギー庁
http://www.enecho.meti.go.jp/info/tender/tenddata/1106/110624b/3.pdf

3)メルトスルーの画像

増田先生からいただきましたので、重複の方はごめんなさい。独立行政法人・原子力安全基盤機構が事故前に、原子力防災専門官向け資料として作成していた、炉心溶融のシミュレーション画像。僅か数時間で、メルトダウンからメルトスルーする様子が映像化されています。
動画で見る炉心溶融

4)孫正義氏の脱原発プレゼン資料
さすが手際良いPPです。 http://webcast.softbank.co.jp/ja/pdf/tokotong/20110805_01.pdf

5)児玉龍彦東大教授の動画がブレークしていますが、
動画を見る時間のない方、もりまゆみさんのブログがお勧めです。
手際良くまとめられています(以下の震災日記7/30)。
http://www.yanesen.net/mayumi/

以上

北いわきの復興状況・今のニーズ110622 /「北いわき再生発展プロジェクト」の本柳真一さん

8月3日に救援金カンパをお届けした「北いわき再生発展プロジェクト」の本柳真一さんによる、復興状況の報告がYouTubeで見られます。6月22日のものです。
この震災字報でもたびたびお名前を書いている本柳さんはこんな方でした。