2012年7月20日 おそれて、こわがらず / 権上かおる

皆さま
権上です

●政府は、「中長期のエネルギー政策」についてパブリックコメントを募集中です。(郵送・FAX・HPの3法)
http://www.npu.go.jp/policy/policy09/pdf/20120702/20120702.pdf
まだでしたら、ぜひみなさまのご意見を投稿してください。思考停止しないことが、次世代への最低限の責任です。

まず、原発を
1、ゼロに
2、全体の15%に
3、全体の20~25%に

のうちひとつを選び、選んだ理由を次の欄に記入します。なるべく簡素な記述で。

私は「原発ゼロへ」
「止められない機械は動かしてはいけない/処理のできない廃棄物を次世代へ渡すことはできない/自然現象に想定はない」など、と記入しました。

●私のこの1週間は、講演会で制服向上委員会、尾米タケル之一座(スイシンジャー)の若者のみなさまとご一緒できました。
多くのことを学ばせていただきました。
「制服向上委員会」は、20年も続くアイドルグループで、原発だけでなく、虐待のこどもを守るなど、社会的な問題の発信を舞台で表現するもの。ゲーム業界のコンプガチャが倫理的問題になったように、人気投票の為にCDを売りつけるアイドルGへの強烈なアンチテーゼでした。http://www.idol-japan-records.net/ski/

「尾米タケル之一座(スイシンジャー)」のコントは、深い逆説で、私は笑い転げました。彼らはお笑いの世界での大きなリスクを覚悟で、演じてくれていることに感謝しました。http://www.okometakeru.com/

以上

子どもと一緒に考える原発と放射能のお話

原発は無い方が良いと思うけれど、私にできることはないし・・・
もう基準値が厳しくなったのだから、何を食べても良いのでしょう?
毎日疲れてしまって、原発のニュースはもう聞きたくない・・・
あなたは、そう思っていませんか?
まだ原発事故は収束していません。
子どもたちには、できる限り安全な食べ物を与えなくてはなりません。
スイシンジャーの反原発コントで、原子力ムラを笑ってしまいましょう。
講師のお話で、最新の正しい知識が得られます。
明るく楽しく前を向いて、エネルギッシュな子どもの力も借りながら、
ご一緒にできることを考えましょう。

対象:親子優先・大人だけも可
講師:権上かおる氏(環境カウンセラー)

日時:2012年7月15日(日)午後1時~(12時半受付開始予定)
場所:ティアラこうとう中会議室(半蔵門線・都営新宿線住吉駅徒歩5分)
参加費:大人ひとり1,000円(18歳未満は無料です)
内容:絶対原子力戦隊スイシンジャーの反原発コント+講師のお話+交流会

申し込み:kodomo_to_kangaeru@yahoo.co.jp まで

  1. お名前
  2. 人数(親子で○名、大人○名)
  3. 非常時ご連絡用電話番号
  4. を明記でお申込ください。必ず主催者より返信いたします。

詳しくは http://blogs.yahoo.co.jp/kodomo_to_kangaeru/4533682.html

みんなで決めよう「原発」国民投票事務局からのお知らせ

「原発」都民投票条例は大詰め。「総会」、「公開討論会」まであと七日。
お早うございます。事務局長の今井一です。大切なお知らせ4件をお届けします。

(1)「原発」都民投票条例は大詰め。18日の総務委員会、20日の本会議で多数を占めれば、「原発」都民投票が実現しますが、現時点で可否は読めない状況です。この件については、本日11時からのkinkin.tv『パックインニュース』において、私自身が報告・解説します。

(2) 18日、19日に、衆参両院議長や内閣総理大臣、各党トップに対して【立法府が、速やかに「原発」国民投票法を制定し、「原発」国民投票を実施することを強く求めます】(文言は宛先によって異なる)と題した要望書に署名(約1万筆ずつ)を添えて提出します。

(3) 本会の「総会」、及び本会主催の「公開討論会」まであと七日となりました。総会はもちろん、菅直人前首相の登壇が決まった公開討論会に、お友達をお誘い合わせの上ぜひ御参加下さい。PRを宜しく。
http://kokumintohyo.com/wp-content/uploads/20120623touronkai2.pdf

※みんなで決めよう「原発」国民投票事務局にメールをいただく場合は、info@kokumintohyo.com までお送りください。

市民グループ みんなで決めよう「原発」国民投票 連絡先
〒160-0021 東京都新宿区歌舞伎町2-19-13 ASKビル5階 市民活動共同事務所 内
TEL 03-3200-9115 MOB 080-3866-3037 FAX 03-3200-9274
info@kokumintohyo.com http://kokumintohyo.com/

2012年6月2日 / みんなで決めよう「原発」国民投票事務局からの重要な「お知らせ」と「お願い」

みんなで決めよう「原発」国民投票事務局からの重要な「お知らせ」と「お願い」
とくに〔5〕への対応をお願いします。署名の締め切りは6月7日です。

[1]都議会民主党が「原発都民投票実施」賛成の姿勢を固めました。永住外国人の投票権を認めないなど、私たちの原案に「修正」を施し、それを提出して可決・制定に持ち込みたい。修正内容は5日午前に開く「臨時総会」において最終決定するということです。
過半数獲得=条例制定=「原発」都民投票実施まであと1~2議席です。委員会、本会議への傍聴をはじめ、最後まで全力を尽くしましょう。詳細は⇒ http://kokumintohyo.com/branch/archives/1272

[2]6月23日(土)13時半~都内で当会の総会を開催します。総会では、この1年間の活動報告や、会計報告とあわせて、会の代表、事務局長の選出も行います。「賛同人」であればどなたでも選挙権及び被選挙権を有しています。総会会場での投票はもちろんWeb投票も可能です。詳細は⇒ http://kokumintohyo.com/archives/4542

[3]上記「総会」のあと17時より同じ会場で「原発」の是非を論じ合う公開討論会を開催します。賛否両派の論客が揃って登壇します。総会と討論会、一回の往復交通費で両方参加できるよう配慮しました。ぜひお越しください。詳細は⇒ http://kokumintohyo.com/schedule

[4]6月13日(水)に、衆参両院議長、内閣総理大臣及び各党トップ宛てに「原発」国民投票の実施を申し入れをする予定でしたが、18日(月)の午前に延期します。理由は3つ。

  1. 大詰めになった「原発」都民投票条例制定の件にエネルギーを集中したい。
  2. 7日締切の署名のファイル化作業に1週間以上を要する。
  3. 13日に外国人特派員協会が開く記者会見に事務局長らが出席する。

以上です。御了解ください。詳細は⇒ http://kokumintohyo.com/schedule

[5]上記申し入れに際して、それを求める主権者・国民の署名を提出するのですが、この締切(7日必着)まであと5日を残すのみとなりました。
政府は橋下市長ら「関西広域連合」の同意を得て大飯原発の再稼働を決めましたが、「原発」についての主権者の意思が政治に反映される国民主権を取り戻すために、私たちの活動はより必要性を増しています。
その認識を深めつつ、みなさんの友人にメールや手紙を送ったり、いろんな会のメーリングリスト、ツイッター、facebook、mixi、blogなどを活用したりして、集中的に署名を集めて下さい。

【法定署名とは違い、生年月日の記入や捺印は不要。1分で済みます】
署名の仕方

三つ折パンフレットも是非ご活用ください。こちらからダウンロードできます。また、まとまった数のパンフを必要とされる方は事務局に申し込んでください。

市民グループ みんなで決めよう「原発」国民投票 連絡先
〒160-0021 東京都新宿区歌舞伎町2-19-13 ASKビル5階 市民活動共同事務所 内
TEL 03-3200-9115 MOB 080-3866-3037 FAX 03-3200-9274
info@kokumintohyo.com
http://kokumintohyo.com/

2012年5月17日 おそれて、こわがらず / 権上かおる

みなさま
権上です。

●若狭湾の活断層と原発位置
大飯原発停止にあたって、活断層のことをよく耳にしたと思います。
ご専門は、自治・行政である市村先生は、足尾山地の地質を永く研究しておられ、この経験から若狭湾についてコメントをいただきました。既知の資料を組み合わせて、活断層の集中を門外漢にもよくわかる資料を作っていただきました。あまりの多さに息をのみます。地図の下の文は、市村先生のコメントです。

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月1(つきいち)原発映画祭+交流カフェ – 3.12を忘れない ~映画で見る・知る・感じる原発~

第1回 5月12日(土) 18:00~21:00 (月1映画祭 第一回チラシPDF

上映作品「原発、ほんまかいな?」
http://www.parc-jp.org/video/sakuhin/genpatsu.html
(内容)
八百屋の店先で主人公2人が買いものかご片手に話しているうち、原発をめぐって疑問が噴出。
「原発がないと電気が足りなくるっていうけど、それ、ほんまかいな?」
2人の疑問に、専門家の解説やわかりやすい映像でていねいに答え、事実に基づく原発のほんとうの姿に迫ります。
原発の基礎知識満載。
(アジア太平洋資料センター(PARC)2011年制作、75分)

プログラム
*17:30~ 受付
*18:00~19:15 「原発、ほんまかいな?」上映
*19:30~21:00 交流カフェ
ワイン/ハーブティー(@200円)、おつまみ(@100円)提供。
食べもの・飲みもの持ち込み歓迎。

会場:谷中の家
台東区谷中3-17-11
千代田線千駄木・JR日暮里・JR西日暮里 下車徒歩7分
よみせ通り、延命地蔵を東へ入る、2筋目を南へ入って東側
Tel.090-9492-0075(西川)
*(会場は築53年、耐震補強民家です。見学歓迎)

定員:30人ぐらい
参加費(資料代):300円
主催:「原発」都民投票/東京ひがし
お問い合せ:植松 uematsu@kkd.biglobe.ne.jp

☆第2回は6月9日(土)、第3回は7月14日(土)を予定しています。

2012年5月3日 おそれて、こわがらず / 権上かおる

みなさま
権上です

●大飯再稼働批判相次ぐ 滋賀県原子力防災専門委初会合(5月2日)
5日に全原発停止か否かのカギを握る大飯原発について、滋賀県の上記の会合が行われ、参加した委員のお一人から短文付きで流れてきましたので、お知らせします。

「何かを取り纏める委員会ではなく、専門の見地から意見を述べ合うだけとのことでしたが、嘉田知事の言動の後ろ盾になるようなディスカッションを知事が期待しているのかと思います。知事は最初から最後まで参加されていました」
報道記事
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120501-00000020-kyt-l25

●講演や聴講も多い4月でした。
様々な講演を聞きましたが、印象に残った事のメモを記します

1)今中哲二(京大原子力工学)氏
「『(放射線の影響で)○○から東は、避難しろ』という言い方は、私にはできない。
ただ、私(および家族)がどうするかには答えられ『大阪問題ない。東京の娘;注意事項を知らせ、勤めを続けている。
私が福島市で働くことがあれば喜んで働く。しかし、孫がとなると悩みます』と」

2)Y.ステパーノヴナ(ウクライナ放射線医学研究センター)+ミハエル・ヴラジミロビィッチ・マリコ(ベラルーシ国立科学アカデミー)
・ウクライナの避難は早く、わずか3時間で4.5万人(うち子供1.7万人)が避難
・一方、ベラルーシは、大幅に避難が遅れた。最後は9月上旬。この差が被ばく量に決定的な差をあたえた。避難費用は、全額国の負担
・「原爆の被ばく量―健康影響」は、低線量被ばくの場合参考にはならない
・低線量域は、直線が最も納得できると考える

3)いわゆる「原子力ムラ構成員」の講演
最も印象深かったと言えます。
冒頭あいさつ「福島第一で事故を起こしてご迷惑をかけました(「申し訳ない」は決して言わない)」
チェルノブイリ影響は、ロシア限定(最も被害の大きいベラルーシ、ウクライナには触れない)
食材の暫定規制値は、EUなど、非常時限定の1000Bq/kgなどと比べ、日本の基準はいかに厳しすぎるかを強調する。会場からは、「農家いじめ、流通いじめの基準だ」の声多数。
ベラルーシ、ウクライナの基準値や、ウクライナで基準を緩めたら被ばく量が上がった話は決してしない。放射線影響の心配ないは「桶屋論(心配し過ぎると体に悪い)」だけ。

●書籍のお勧め

1)環境省の大罪 杉本裕明(朝日新聞記者)著 PHP出版

4月29日発売。私が皮膚感覚で感じていました3.11後の環境省の動きの鈍さの理由がわかりました。がれき処理などのおかしな動きも。これほどの国の非常時にもここまで、ビジョンもなにもない政治や行政に愕然とする思いは私だけではないと思います。
http://www.php.co.jp/books/detail.php?isbn=978-4-569-80529-0

2)大学生がえがく脱原発の未来マニュアルフェリス女学院エコキャンパス研究会 東京新聞
http://www.tokyo-np.co.jp/tbook/shoseki/tko2012020103.html

きれいで、やさしく、わかりやすく、主張ははっきりと、各地で活動をされている方にはお勧めの一冊です。

●原発の安全性と持続可能エネルギーの可能性を論じ、「縮小社会」を目指す

上がだめでも市民の行動力でもっている国と強く思う今日この頃です。技術者のなかでもこのような学習の場を提供していただいています。(私の講演会講師の経験では、技術者の反「脱原発」意識が最も強い)参加の場合はHPひらき直接お申し込みください。

回数 開催日 演題 講師 所属
4 2012年5月12日(土)10~12時 そもそも原発の安全運転は可能なのか 後藤政志 NPO法人APAST理事長
5 2012年6月2日(土)10~12時 持続可能エネルギーの展望 山下紀明 NPO法人環境エネルギー政策研究所(飯田哲也所長)
6 2012年7月7日(土)10~12時 縮小社会という新たな社会像 松久寛 京都大学名誉教授、(縮小社会研究会代表)
(2) 会場 日刊工業新聞社セミナー室
103-8548東京都中央区日本橋小網町14-1

http://www.sato-rd.co.jp/kouen3.html

「学び、自分で判断できるようにしないと、身は守れない」だけははっきりしていると思います。
ともに頑張りましょう。

(以上)

3回連続講演会 「原発の安全性と持続可能エネルギーの可能性を論じ、‘縮小社会’を目指す」

3回連続講演会を開催します。まず、元原子炉格納容器設計者でありストレステスト意見聴取会委員である後藤政志氏から、そもそも原発の安全な運転ということは可能なのかについて、最近の国の政策も踏まえて解説していただきます。

ついでNPO法人環境エネルギー政策研究所主任研究員山下紀明氏から代替エネルギーとしてもっとも期待されている持続可能エネルギーの可能性について確実な根拠に基づいた予測を示していただきます。

しかし、だれもが予感しているように、原発の大惨事は現代の成長至上主義経済の限界を曝しています。縮小社会研究会代表(京都大学名誉教授)松久寛先生からあるべき社会像として「縮小社会」を展望していただきます。

◆講演会内容
・第4回 2012年5月12日(土) 10~12時【そもそも原発の安全運転は可能なのか】後藤政志NPO・APAST理事長
・第5回 2012年6月2日(土) 10~12時【持続可能エネルギーの展望】山下紀明主任研究員NPO・環境エネルギー政策研究所(飯田哲也所長)
・第6回 2012年7月7日(土) 10~12時【縮小社会という新たな社会像】松久寛京都大学名誉教授・縮小社会研究会代表

◆会場 日刊工業新聞社セミナー室
〒103-8548 東京都中央区日本橋小網町14-1 TEL:03-5644-7000

◆受講料 1000円(当日会場払い) 3回連続券2500円(初回会場払い)

◆開催団体 主催: (有)佐藤R&D / 協賛:日刊工業新聞社

◆申し込み先 (有)佐藤R&D,技術講演会担当(info@sato-rd.co.jp )まで、下記事項を添えて、メールにてお申し込み下さい。折り返し、聴講券をお届けいたします。(いただいた個人情報は、本セミナー開催のためのみに使用いたします)

(1)申込講演会
  □第4回(原発安全)
  □第5回(持続エネルギー)
  □第6回(縮小社会)
  □第4・5・6回通し
(2)住所(都道府県のみ)
(3)氏名(ふりがな)