これは支援情報ではないのですが、いまみなさんに共有していただきたい情報です。
元長崎大教授、福島県のアドバイザー、いま福島医大副学長である山下俊一氏に朝日新聞が主宰するがん制圧大賞が贈られました。
誰が何の賞を取ろうとふつうは関係ありませんが、山下氏は福島の現状を楽観的に『子どもも妊婦も100ミリシーベルトまでは大丈夫」と言ったり『にこにこしているひとにはガンは来ません」といったり、とんでも発言を繰り返し、そのアドバイザーとしての影響力の結果,福島の子供の避難(集団疎開)を送らせているひとです。これに朝日は賞というお墨付きを与えたことになります。
福島だけではなく、ここでの外部被曝、内部被曝の影響を軽視すること、情報を隠蔽することは広く全国の、そして谷根千の被曝をどう見るか、の指標になってきます。
こどもたちを放射能から守るネットワークは朝日に抗議文を出しました。
またこの山下氏が音頭をとって福島で行われる国際専門家会議は国際原発推進者会議になりそうな気配で、心ある専門家は憂慮しています。これもまた権威づけされて政府や官僚のいいわけに根拠を与えるでしょう。
http://www.minpo.jp/pub/topics/jishin2011/2011/08/post_1748.html
谷根千工房 森まゆみ
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